493: そう、暇だから 05/02/26 14:21:06 ID:???
「シンジー!!」
朝の葛城邸。
遅めの朝食を摂る保護者。
その保護者に朝食を与え、寛ぎのティータイム中である被保護者の少年。
日曜日の典型的な朝である。
「シンジー!聞こえてるんでしょー! シーンージー!」
おそらくはマンションのエントランスまで
聞こえているであろう1人の少女の叫び。
薄い水色のワンピースで玄関から同居人である少年を呼ぶ。
外はまさに『さぁ、いらっしゃい』とばかりの晴天。
どうやら洞木ヒカリ嬢とお出かけの予定らしい。
「シンちゃん、黙らせてきて」
耐えかねた保護者が目の前でお茶を啜る少年に目も合わさずに告げる。
少年は『やれやれ』という表現がピッタリの仕草で立ち上がり、玄関へと向かう。
心なしか少年の頬は薄っすらと桃色である。
「なに?」
「『なに?』じゃないでしょーが、バカシンジ。呼んだら早く来なさいよね」
「(はぁ…)……で、なに?」
「アンタってホントにバカよねぇ、アタシから言わせるの?」
「う……だって!こういうの良くないよ?」
「なによ、イヤだって言うわけ?」
「イヤじゃないよ!そんな訳ないけど…僕達ってどういう…」
「はぁ…ウルサイわねぇ、もう時間無いのよ、早く!」
朝の葛城邸。
遅めの朝食を摂る保護者。
その保護者に朝食を与え、寛ぎのティータイム中である被保護者の少年。
日曜日の典型的な朝である。
「シンジー!聞こえてるんでしょー! シーンージー!」
おそらくはマンションのエントランスまで
聞こえているであろう1人の少女の叫び。
薄い水色のワンピースで玄関から同居人である少年を呼ぶ。
外はまさに『さぁ、いらっしゃい』とばかりの晴天。
どうやら洞木ヒカリ嬢とお出かけの予定らしい。
「シンちゃん、黙らせてきて」
耐えかねた保護者が目の前でお茶を啜る少年に目も合わさずに告げる。
少年は『やれやれ』という表現がピッタリの仕草で立ち上がり、玄関へと向かう。
心なしか少年の頬は薄っすらと桃色である。
「なに?」
「『なに?』じゃないでしょーが、バカシンジ。呼んだら早く来なさいよね」
「(はぁ…)……で、なに?」
「アンタってホントにバカよねぇ、アタシから言わせるの?」
「う……だって!こういうの良くないよ?」
「なによ、イヤだって言うわけ?」
「イヤじゃないよ!そんな訳ないけど…僕達ってどういう…」
「はぁ…ウルサイわねぇ、もう時間無いのよ、早く!」
494: そう、暇だから 05/02/26 14:21:54 ID:???
「じゃ、行ってきまーす!」
「……行ってらっしゃい………アスカ!気をつけてね!」
玄関から帰ってくる少年の顔は完全に桃色を通り越していた。
口元に笑みを浮かべたまま缶ビールを片手に握る保護者失格女性は
リビングに戻ってくる被保護者にジト目を向ける。
「…なんですか?」
「べぇつにぃぃぃ~」
「日曜の朝からビール、やめた方が良いですよ」
「(むっ!)…日曜の朝から『行ってらっしゃい』の為だけのキス、やめてもらいたいわ」
「なっ!しょうがないでしょ!ああしないとアスカが…ミサトさんだって『黙らせてこい』って!」
「あらぁ、私は『キスしてこい』なんて一言も言ってないわよ。シンちゃんにとって『黙らせる』ってのは
キスして口を塞ぐ事なのね~。そんなキザな男の子に育てた覚えは無いわぁ。不潔よねー」
「そっ、そんな事わざわざ大声で言わないで下さいよ!ミサトさんやアスカがそんなだから
近所から変な目で見られるんですよ!」
「あっそ、なら私も黙らせて欲しいわぁ~、シンちゃんの得意技で♪
それとも私の得意技を見せて欲しくてそんな事言ってるわけ~?」
「…………いい加減にしてくださいよっ!」
「……行ってらっしゃい………アスカ!気をつけてね!」
玄関から帰ってくる少年の顔は完全に桃色を通り越していた。
口元に笑みを浮かべたまま缶ビールを片手に握る保護者失格女性は
リビングに戻ってくる被保護者にジト目を向ける。
「…なんですか?」
「べぇつにぃぃぃ~」
「日曜の朝からビール、やめた方が良いですよ」
「(むっ!)…日曜の朝から『行ってらっしゃい』の為だけのキス、やめてもらいたいわ」
「なっ!しょうがないでしょ!ああしないとアスカが…ミサトさんだって『黙らせてこい』って!」
「あらぁ、私は『キスしてこい』なんて一言も言ってないわよ。シンちゃんにとって『黙らせる』ってのは
キスして口を塞ぐ事なのね~。そんなキザな男の子に育てた覚えは無いわぁ。不潔よねー」
「そっ、そんな事わざわざ大声で言わないで下さいよ!ミサトさんやアスカがそんなだから
近所から変な目で見られるんですよ!」
「あっそ、なら私も黙らせて欲しいわぁ~、シンちゃんの得意技で♪
それとも私の得意技を見せて欲しくてそんな事言ってるわけ~?」
「…………いい加減にしてくださいよっ!」
495: そう、暇だから 05/02/26 14:22:36 ID:???
少年は困っていた。
自分を笑いのネタにする、嫁き遅れとは思えないほど若作りな保護者もそうだが、
最大の要因は同居人の少女、惣流=アスカ=ラングレーである。
何故こんな関係になってしまったのか。
少なくとも1日に5回はキスしている、そして、それ以上の接触は皆無である。
登下校、学校内では至って普通であり、以前と変わらない。
なのに何故、家の中だけまるで恋人のように……
そう、恋人ではないのだ。
告げられてもいないし、告げてもいない。
勿論少年は同居人の少女にベタ惚れであるが、告白するタイミングが無かった。
一度このような関係になってからどう告げれば良いのか全く分からなかったのである。
告白して、『え?勘違いさせちゃった?』とか、『調子に乗らないで』とか、、
考えるだけで勇気は萎んでいくのだ。
保護者である葛城ミサトは、当然少年碇シンジがそのような悩みを抱えている事は分かっていた。
が、その悩む姿が面白いのである。背中の一押しなどもっての外、むしろさらに悩んでくれとばかりに
少年の思考を困惑させる。まさに少年は孤独な一匹狼となっていた。
「(ふっ…どうせ僕はずっとこのままなんだ。2人の唯我独尊人間に支配されて生きるんだ。
今日は洗濯なんてやめて、一日中ゴロゴロしてやろうかな)」
自分を笑いのネタにする、嫁き遅れとは思えないほど若作りな保護者もそうだが、
最大の要因は同居人の少女、惣流=アスカ=ラングレーである。
何故こんな関係になってしまったのか。
少なくとも1日に5回はキスしている、そして、それ以上の接触は皆無である。
登下校、学校内では至って普通であり、以前と変わらない。
なのに何故、家の中だけまるで恋人のように……
そう、恋人ではないのだ。
告げられてもいないし、告げてもいない。
勿論少年は同居人の少女にベタ惚れであるが、告白するタイミングが無かった。
一度このような関係になってからどう告げれば良いのか全く分からなかったのである。
告白して、『え?勘違いさせちゃった?』とか、『調子に乗らないで』とか、、
考えるだけで勇気は萎んでいくのだ。
保護者である葛城ミサトは、当然少年碇シンジがそのような悩みを抱えている事は分かっていた。
が、その悩む姿が面白いのである。背中の一押しなどもっての外、むしろさらに悩んでくれとばかりに
少年の思考を困惑させる。まさに少年は孤独な一匹狼となっていた。
「(ふっ…どうせ僕はずっとこのままなんだ。2人の唯我独尊人間に支配されて生きるんだ。
今日は洗濯なんてやめて、一日中ゴロゴロしてやろうかな)」
496: そう、暇だから 05/02/26 14:23:22 ID:???
こうして少年がそろそろグレようかと考えている状況の中、
一方のアスカも悩んでいたのである。
晴れた日曜の午前中からショッピングに繰り出すヒカリとアスカ。
まずは色々と見てまわり、手ぶらのまま昼食を摂った後に本格始動という完璧な予定である。
言い寄ってくる男共には目もくれず、楽しい女の子の特権を行使しまくっている。
多少荷物が増えたところで3時のおやつ。
前日から決めていた予定通りのオープンカフェで寛いでいると、悩む少女が口を開く。
「ねぇヒカリ、どれぐらい続いてんの?」
「え?何が?」
「だから、あのジャージとよ。付き合ってからどれぐらいだっけ」
「ん、んーと…2ヶ月と17日と19時間と25分ぐらい、かな…」
「………あのね、いっくら嬉しかったからって分単位で覚えないでよ。
浮気したら鈴原は殺されるんだろうな…」
「ううん、多分私が死ぬと思う、目の前で」
「お願いだから真面目に答えないでよね、アタシが悪かったから」
「そ、そう?でもアスカがそんな事聞くのって珍しいよね?
そう言えばアスカ達は付き合ってどれぐらいなの?」
「(…い、言えない、なんとなく…)ま、まぁ3ヶ月ぐらいね」
「なんだ付き合ってないのか、まぁ分かってたけど」
「ちょ、ちょっと!なぁんで付き合ってないって言えるのよ!」
「じゃあ、どっちから、どんな風に告白したの?」
「(う……)し、シンジからに決まってんじゃない!『一生大切にするから』って!
仕方ないからOKしたのよ!『アスカが居ないと僕は寂しくて死んじゃうよ』とかも
言ってたわね。それでそれで、婚約指輪もプレゼントしてくれたのよ!」
一方のアスカも悩んでいたのである。
晴れた日曜の午前中からショッピングに繰り出すヒカリとアスカ。
まずは色々と見てまわり、手ぶらのまま昼食を摂った後に本格始動という完璧な予定である。
言い寄ってくる男共には目もくれず、楽しい女の子の特権を行使しまくっている。
多少荷物が増えたところで3時のおやつ。
前日から決めていた予定通りのオープンカフェで寛いでいると、悩む少女が口を開く。
「ねぇヒカリ、どれぐらい続いてんの?」
「え?何が?」
「だから、あのジャージとよ。付き合ってからどれぐらいだっけ」
「ん、んーと…2ヶ月と17日と19時間と25分ぐらい、かな…」
「………あのね、いっくら嬉しかったからって分単位で覚えないでよ。
浮気したら鈴原は殺されるんだろうな…」
「ううん、多分私が死ぬと思う、目の前で」
「お願いだから真面目に答えないでよね、アタシが悪かったから」
「そ、そう?でもアスカがそんな事聞くのって珍しいよね?
そう言えばアスカ達は付き合ってどれぐらいなの?」
「(…い、言えない、なんとなく…)ま、まぁ3ヶ月ぐらいね」
「なんだ付き合ってないのか、まぁ分かってたけど」
「ちょ、ちょっと!なぁんで付き合ってないって言えるのよ!」
「じゃあ、どっちから、どんな風に告白したの?」
「(う……)し、シンジからに決まってんじゃない!『一生大切にするから』って!
仕方ないからOKしたのよ!『アスカが居ないと僕は寂しくて死んじゃうよ』とかも
言ってたわね。それでそれで、婚約指輪もプレゼントしてくれたのよ!」
497: そう、暇だから 05/02/26 14:24:23 ID:???
「……要するにそんな風に告白して欲しくて、指輪もプレゼントされたいのね?」
「……………………………………………」
「アスカ、碇君に告白して欲しかったら、ちゃんと『私は好きです』って
オーラを出さなきゃダメよ!曖昧じゃなく、ストレートに!」
「…そんなの…アタシの勘違いだったらすっごく恥ずかしいじゃない!
『アスカは家族だから』とか、『身体しか興味無いよ』とか言われたら
アタシ、シンジの目の前で死んでやるわ!」
「(私も他人からこういう感じで見られてるのかしら…気をつけなきゃ)」
「え?何か言った?ヒカリ」
「う、ううん、何でもないわ。それより、碇君の性格上、アスカが
碇君を好きだって確信させないとダメね。でもアスカの性格上それは出来ない。
つまりどういう事か分かる?」
「どういう事よ?」
「永遠に2人の関係は変わらないわ」
「………喧嘩売ってるの?ヒカリ」
「買ってみる?じゃ、アスカが頑張るのよ。ちゃーんと碇君に伝わるようなオーラを出しなさい」
「うぐ……や、やってやろうじゃない!」
「じゃ、期限は明日ね。アスカって追い込まれないとやらないから」
「上等よ!勝った方がここの代金奢りだからね!」
「(…………カナリ混乱してるわ……)」
アスカが訳の分からない決心を固めた頃、少年は家で本日二度目の恥辱を受けていた。
「あぁ~……シンジぃ、もうちょっと強く、そう、グイっと……ぅんっ!そう……イイ感じよぉ…」
「………ミサトさん、変な声出すのやめてもらえます?」
「だぁってぇ~、シンジったらとっても上手になってるんだものぉ…ぁんっ!
こらぁ、そこは ハ ・ ン ・ ソ ・ クぅ……」
「……………………………………………」
「アスカ、碇君に告白して欲しかったら、ちゃんと『私は好きです』って
オーラを出さなきゃダメよ!曖昧じゃなく、ストレートに!」
「…そんなの…アタシの勘違いだったらすっごく恥ずかしいじゃない!
『アスカは家族だから』とか、『身体しか興味無いよ』とか言われたら
アタシ、シンジの目の前で死んでやるわ!」
「(私も他人からこういう感じで見られてるのかしら…気をつけなきゃ)」
「え?何か言った?ヒカリ」
「う、ううん、何でもないわ。それより、碇君の性格上、アスカが
碇君を好きだって確信させないとダメね。でもアスカの性格上それは出来ない。
つまりどういう事か分かる?」
「どういう事よ?」
「永遠に2人の関係は変わらないわ」
「………喧嘩売ってるの?ヒカリ」
「買ってみる?じゃ、アスカが頑張るのよ。ちゃーんと碇君に伝わるようなオーラを出しなさい」
「うぐ……や、やってやろうじゃない!」
「じゃ、期限は明日ね。アスカって追い込まれないとやらないから」
「上等よ!勝った方がここの代金奢りだからね!」
「(…………カナリ混乱してるわ……)」
アスカが訳の分からない決心を固めた頃、少年は家で本日二度目の恥辱を受けていた。
「あぁ~……シンジぃ、もうちょっと強く、そう、グイっと……ぅんっ!そう……イイ感じよぉ…」
「………ミサトさん、変な声出すのやめてもらえます?」
「だぁってぇ~、シンジったらとっても上手になってるんだものぉ…ぁんっ!
こらぁ、そこは ハ ・ ン ・ ソ ・ クぅ……」
498: そう、暇だから 05/02/26 14:25:15 ID:???
少年は憤っていた。
自分が何をしたというのだ、掃除・洗濯・炊事、ほぼ全てこなしている。
うるさい事は言わないし、殆どのワガママを受け入れている。なのに!
マッサージという急遽思いついたような命令に従っただけで、何故こんなにも
恥をかかされないといけないのか。本当に僕が悪いのか、と。
「ところでシンちゃーん、アスカとはまだ付き合ってないのよね?」
「ミサトさんには関係無いでしょ」
「そうはいかないわよぉ、私は2人の保護者ですから。交際も始まってないのに
毎日のようにキスして、そのうち淫らな関係に陥ったとしたら出て行ってもらうわ」
「淫らな…って!そんな事するつもりはありませんよ!」
「わっかんないわよー、アスカって可愛いもの。男だったら間違えて犯し…
おっと、、間違いを犯しちゃうと思うわよ」
「(…この人は…)…じゃあ、どうしろって言うんです?」
「さぁね~、もしかしたらアスカは遊びかもしれないし、告白して振られても
家に居られないかしらね~」
「(…なんて人だ!悪魔だ!こんなに悪い人を今までに見たことが無い!)
ア、アスカだって、きっと僕の事好きですよ」
「おぉー、自信満々じゃな~い。おっとこらしぃー。
(開き直ってきたわね……まぁ、そろそろこの関係にも飽きたし、
2人の次のステップも見てみたい気がするわね…)」
じゃあさ、そんなに自信があるなら告白できるわよねー」
「そっ、それとこれとは…」
「いい?シンジ君。このまま不純な関係で最後の一線を越えても良いの?
それはアスカを傷付けないの?振られるのが怖くて、自分が傷つくのだけは回避するつもり?
甘えるんじゃないわよ!白黒つけないなら、私がシンジ君を食べちゃうから!」
「(な、急に真面目な顔になったと思ったら何言ってるんだこの人は…血液がビールで出来てるんじゃないのか?)」
「分かったわね!」
「は、はい……(僕は何を了解したんだろう…アスカに告白しなかったら僕はこの人の性奴隷になるんだろうか)」
自分が何をしたというのだ、掃除・洗濯・炊事、ほぼ全てこなしている。
うるさい事は言わないし、殆どのワガママを受け入れている。なのに!
マッサージという急遽思いついたような命令に従っただけで、何故こんなにも
恥をかかされないといけないのか。本当に僕が悪いのか、と。
「ところでシンちゃーん、アスカとはまだ付き合ってないのよね?」
「ミサトさんには関係無いでしょ」
「そうはいかないわよぉ、私は2人の保護者ですから。交際も始まってないのに
毎日のようにキスして、そのうち淫らな関係に陥ったとしたら出て行ってもらうわ」
「淫らな…って!そんな事するつもりはありませんよ!」
「わっかんないわよー、アスカって可愛いもの。男だったら間違えて犯し…
おっと、、間違いを犯しちゃうと思うわよ」
「(…この人は…)…じゃあ、どうしろって言うんです?」
「さぁね~、もしかしたらアスカは遊びかもしれないし、告白して振られても
家に居られないかしらね~」
「(…なんて人だ!悪魔だ!こんなに悪い人を今までに見たことが無い!)
ア、アスカだって、きっと僕の事好きですよ」
「おぉー、自信満々じゃな~い。おっとこらしぃー。
(開き直ってきたわね……まぁ、そろそろこの関係にも飽きたし、
2人の次のステップも見てみたい気がするわね…)」
じゃあさ、そんなに自信があるなら告白できるわよねー」
「そっ、それとこれとは…」
「いい?シンジ君。このまま不純な関係で最後の一線を越えても良いの?
それはアスカを傷付けないの?振られるのが怖くて、自分が傷つくのだけは回避するつもり?
甘えるんじゃないわよ!白黒つけないなら、私がシンジ君を食べちゃうから!」
「(な、急に真面目な顔になったと思ったら何言ってるんだこの人は…血液がビールで出来てるんじゃないのか?)」
「分かったわね!」
「は、はい……(僕は何を了解したんだろう…アスカに告白しなかったら僕はこの人の性奴隷になるんだろうか)」
499: そう、暇だから 05/02/26 14:27:00 ID:???
さて日も暮れて、葛城邸のリビングに全ての料理の準備が整った頃、
惣流=アスカ=ラングレーは帰宅した。
「ただいまー、シン…(な、なんか緊張するわね)」
いつもなら同居人の少年に『お帰りのキス』を貰うのだが、本日のヒカリとの一件で
アスカは妙に緊張していた。決着を付けなければならない思いがプレッシャーとなる。
とりあえず少年を呼ぶ事を諦め、スタスタとリビングへ侵入する。
「あ…おかえり、アスカ」
「う、うん。ただいま」
両者の緊張は一瞬で伝わった、悪い方に。
「(なんで今日は玄関で呼ばなかったんだろう…もしかして、アスカは本当に遊び…)」
「(なんでシンジは何も言わないの?いつもしてる事が今日は無いのに。本当にアタシの勘違い…)」
一気に暗いムードが漂うリビング、出来損ないの保護者はこういう事には勘が鋭い。
「(あら、アスカも何かあったのかしら。マズイわね、このままじゃ先へ進むどころか
以前の状態まで戻っちゃうわ。ここは私が一肌脱ぎますかね…)」
黙々と進む会話の無い夕食。
8割方テーブルの上の料理が片付けられると、ミサトが席を立つ。
惣流=アスカ=ラングレーは帰宅した。
「ただいまー、シン…(な、なんか緊張するわね)」
いつもなら同居人の少年に『お帰りのキス』を貰うのだが、本日のヒカリとの一件で
アスカは妙に緊張していた。決着を付けなければならない思いがプレッシャーとなる。
とりあえず少年を呼ぶ事を諦め、スタスタとリビングへ侵入する。
「あ…おかえり、アスカ」
「う、うん。ただいま」
両者の緊張は一瞬で伝わった、悪い方に。
「(なんで今日は玄関で呼ばなかったんだろう…もしかして、アスカは本当に遊び…)」
「(なんでシンジは何も言わないの?いつもしてる事が今日は無いのに。本当にアタシの勘違い…)」
一気に暗いムードが漂うリビング、出来損ないの保護者はこういう事には勘が鋭い。
「(あら、アスカも何かあったのかしら。マズイわね、このままじゃ先へ進むどころか
以前の状態まで戻っちゃうわ。ここは私が一肌脱ぎますかね…)」
黙々と進む会話の無い夕食。
8割方テーブルの上の料理が片付けられると、ミサトが席を立つ。
500: そう、暇だから 05/02/26 14:28:53 ID:???
「あれ?ミサトさん、今日はもう飲まないんですか?」
「えぇ、これからちょっと出かけなきゃならないの」
「へぇ…それなのに飲んでたんですか…」
「平気よ、これでも作戦部長だったんだから」
「意味が分かんないわよ、それの何が平気だっての」
「アスカも大人になれば分かるわ。それと、シンジ君、ちょっと…」
「(大人になったって分かるわけないじゃないか)…はい、なんですか?」
茶碗片手に、立ち上がったミサトを見つめるシンジ。
ミサトはその傍らまで近づくと膝を屈め、シンジの耳に口を近づける。
「決行は今日よ、それ以外はNG。もしも告白できなかったら私と一晩共にしなさい。
既成事実が出来上がったらもうアスカは諦める事ね、私と結婚してもらうわ」
そう呟くとミサトはシンジの耳を軽く噛む、アスカに見えるように。
驚きの余り変な声が出てしまうシンジ、その横でアスカは眉を吊り上げる。
「ちょっと!何してんのよ2人とも!」
「あら、アスカがシンジ君に毎日してる事の方がよっぽど変な事じゃないの?
遊びでしょ?ムキになる事ないじゃない」
「あ、遊びよ!でもね、シンジはアタシのオモチャなんだからね!」
「オモチャなら共有よ、それとも本気なの?」
「ほ、本気なわけないじゃない!なんでシンジに本気にならないとイケないのよ!」
「……もういいよ……ごちそうさま…」
「あ………」
「じゃ、行ってくるわね」
「えぇ、これからちょっと出かけなきゃならないの」
「へぇ…それなのに飲んでたんですか…」
「平気よ、これでも作戦部長だったんだから」
「意味が分かんないわよ、それの何が平気だっての」
「アスカも大人になれば分かるわ。それと、シンジ君、ちょっと…」
「(大人になったって分かるわけないじゃないか)…はい、なんですか?」
茶碗片手に、立ち上がったミサトを見つめるシンジ。
ミサトはその傍らまで近づくと膝を屈め、シンジの耳に口を近づける。
「決行は今日よ、それ以外はNG。もしも告白できなかったら私と一晩共にしなさい。
既成事実が出来上がったらもうアスカは諦める事ね、私と結婚してもらうわ」
そう呟くとミサトはシンジの耳を軽く噛む、アスカに見えるように。
驚きの余り変な声が出てしまうシンジ、その横でアスカは眉を吊り上げる。
「ちょっと!何してんのよ2人とも!」
「あら、アスカがシンジ君に毎日してる事の方がよっぽど変な事じゃないの?
遊びでしょ?ムキになる事ないじゃない」
「あ、遊びよ!でもね、シンジはアタシのオモチャなんだからね!」
「オモチャなら共有よ、それとも本気なの?」
「ほ、本気なわけないじゃない!なんでシンジに本気にならないとイケないのよ!」
「……もういいよ……ごちそうさま…」
「あ………」
「じゃ、行ってくるわね」
501: そう、暇だから 05/02/26 14:31:06 ID:???
ド修羅場な夕食を終え、シンジは洗い物を済ませる事無く自室へと引き篭もる。
ミサトの言葉、アスカの言葉、今まさに少年碇シンジの脳味噌は爆発寸前であった。
アスカは自分の事を本気と思っていない、しかし告白せねばミサトに貞操を捧げる事になる。
つまり振られて家を出て行くしか選択肢は残ってないのだ。実に哀れな思考である。
一方のアスカは、こちらも自室のベッドで枕を濡らす。
ミサトの挑発に乗って、見事にヒカリが言ったとおりに意地を張ってしまった。
この調子ではシンジは告白してくれないだろう。あんな事を言ってしまったのだから。
ヒカリとの賭けに負けた事が悔しいのではない、結ばれないのが悔しいのだ。
時刻は23時になろうとしている。
アスカはリビングで何やら物音がしている事に気付く。
もしかしたら仲直り出来るかもしれないと、ベッドから起き上がりリビングへ向かう。
「シン…ジ?なにやってんの?」
「アスカ……ちょうど良かった。僕はもうこの家には居られないと思って」
シンジの足元には荷物が詰められたようなスポーツバッグが転がっている。
肩には中型のバッグが掛かっており、まるで家出少年に見える。
ミサトの言葉、アスカの言葉、今まさに少年碇シンジの脳味噌は爆発寸前であった。
アスカは自分の事を本気と思っていない、しかし告白せねばミサトに貞操を捧げる事になる。
つまり振られて家を出て行くしか選択肢は残ってないのだ。実に哀れな思考である。
一方のアスカは、こちらも自室のベッドで枕を濡らす。
ミサトの挑発に乗って、見事にヒカリが言ったとおりに意地を張ってしまった。
この調子ではシンジは告白してくれないだろう。あんな事を言ってしまったのだから。
ヒカリとの賭けに負けた事が悔しいのではない、結ばれないのが悔しいのだ。
時刻は23時になろうとしている。
アスカはリビングで何やら物音がしている事に気付く。
もしかしたら仲直り出来るかもしれないと、ベッドから起き上がりリビングへ向かう。
「シン…ジ?なにやってんの?」
「アスカ……ちょうど良かった。僕はもうこの家には居られないと思って」
シンジの足元には荷物が詰められたようなスポーツバッグが転がっている。
肩には中型のバッグが掛かっており、まるで家出少年に見える。
502: そう、暇だから 05/02/26 14:33:32 ID:???
「な、なんで?どうしてよっ!」
「アスカ、話を聞いて欲しいんだ」
「イヤッ!絶対に聞かない!言ったら殺してやるからね!」
「ワガママ言わないでよ、これを今日中に伝えなきゃ、僕が危ないんだ」
「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!イヤダァァァァァァ!」
当然シンジは振られるのを覚悟で告白するつもりである。
晴れて振られればこのままトウジかケンスケの家に行くつもりである。
好きな子に告白しないままミサトの肉奴隷になるのは論外であった。
当然アスカは捨てられるものと思っている。
『なんでシンジに本気にならないとイケないのよ』なんて事を口走ってしまったのだから、
シンジから自分に告白してくれる可能性など皆無と信じ込んでいる。
発狂したアスカはいつしかその場に蹲り、泣き出していた。
「なんで……なんでよぉ…捨てないで……お願いだから捨てないで…」
「アスカ、僕は人形じゃない。オモチャでもないよ」
「……そんな事、そんな事言われたって…………」
「(ふぅ…)…じゃあ聞くけど、アスカは僕の事をどう思ってるの?」
「……………シンジは……シンジはどう思ってるのよ………アタシの事……」
「……好きなんだ。同居人や友達としてじゃない、女の子として、大好きなんだ………だから……」
「(…………………へ?……今、今なんて言ったの?………)」
「もう、遊びでのキスもしたくないし、おかしな関係に決着を付けたかったんだ。
結果は分かってても、決着を付けないと僕は………だから、さよなら」
「アスカ、話を聞いて欲しいんだ」
「イヤッ!絶対に聞かない!言ったら殺してやるからね!」
「ワガママ言わないでよ、これを今日中に伝えなきゃ、僕が危ないんだ」
「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!イヤダァァァァァァ!」
当然シンジは振られるのを覚悟で告白するつもりである。
晴れて振られればこのままトウジかケンスケの家に行くつもりである。
好きな子に告白しないままミサトの肉奴隷になるのは論外であった。
当然アスカは捨てられるものと思っている。
『なんでシンジに本気にならないとイケないのよ』なんて事を口走ってしまったのだから、
シンジから自分に告白してくれる可能性など皆無と信じ込んでいる。
発狂したアスカはいつしかその場に蹲り、泣き出していた。
「なんで……なんでよぉ…捨てないで……お願いだから捨てないで…」
「アスカ、僕は人形じゃない。オモチャでもないよ」
「……そんな事、そんな事言われたって…………」
「(ふぅ…)…じゃあ聞くけど、アスカは僕の事をどう思ってるの?」
「……………シンジは……シンジはどう思ってるのよ………アタシの事……」
「……好きなんだ。同居人や友達としてじゃない、女の子として、大好きなんだ………だから……」
「(…………………へ?……今、今なんて言ったの?………)」
「もう、遊びでのキスもしたくないし、おかしな関係に決着を付けたかったんだ。
結果は分かってても、決着を付けないと僕は………だから、さよなら」
503: そう、暇だから 05/02/26 14:35:31 ID:???
床にあるスポーツバッグを持ち上げると、シンジは玄関へと歩き出す。
その横顔は凛々しく、『男の戦い』が終わった事を物語っていた。
半ば強制的に付けられた決着、だが少年の顔に後悔は無かった。
「ちょ、ちょっと待ったぁぁぁぁああ!!」
マンション前の道路沿いにあるコンビニの休憩室まで届いたであろう叫び声は、
少年を『戦いを終えた男』から『一介の同居人』へと呼び戻していた。
「ア、アスカ……?」
「(ハァー、ハァー)…アンタ、今なんて言ったの?」
「だ、だから…さよならって……」
「アンタバカぁ!?その前よ!その前!」
「……決着を………」
「あぁー、じれったいわね!アタシの事どう思ってんのよ!」
「なんだよ!何怒ってるんだよ!大体アスカが悪いんじゃないか!」
「はぁ!?アタシの何が悪いってゆーのよ!」
「僕の気持ちを弄ぶだけ弄んで、アスカにとっては遊びでオモチャだ!
僕が惨めなだけじゃないか!こんなに好きなのに!誰にも渡したくないのに!」
「…………はぁぁー………しあわせぇー………」
「だから僕は今日限りでこんなふざけた関係を………って、あ、アスカ?」
「シンジィ……もう1回言って……」
「ぼ、僕が惨めに……」
「そのあとぉ…」
「……誰にも、渡したくない……」
「そのまえも……」
「こんなに好きなのに………」
「もう1回………」
その横顔は凛々しく、『男の戦い』が終わった事を物語っていた。
半ば強制的に付けられた決着、だが少年の顔に後悔は無かった。
「ちょ、ちょっと待ったぁぁぁぁああ!!」
マンション前の道路沿いにあるコンビニの休憩室まで届いたであろう叫び声は、
少年を『戦いを終えた男』から『一介の同居人』へと呼び戻していた。
「ア、アスカ……?」
「(ハァー、ハァー)…アンタ、今なんて言ったの?」
「だ、だから…さよならって……」
「アンタバカぁ!?その前よ!その前!」
「……決着を………」
「あぁー、じれったいわね!アタシの事どう思ってんのよ!」
「なんだよ!何怒ってるんだよ!大体アスカが悪いんじゃないか!」
「はぁ!?アタシの何が悪いってゆーのよ!」
「僕の気持ちを弄ぶだけ弄んで、アスカにとっては遊びでオモチャだ!
僕が惨めなだけじゃないか!こんなに好きなのに!誰にも渡したくないのに!」
「…………はぁぁー………しあわせぇー………」
「だから僕は今日限りでこんなふざけた関係を………って、あ、アスカ?」
「シンジィ……もう1回言って……」
「ぼ、僕が惨めに……」
「そのあとぉ…」
「……誰にも、渡したくない……」
「そのまえも……」
「こんなに好きなのに………」
「もう1回………」
504: そう、暇だから 05/02/26 14:36:42 ID:???
こうして、晴れて2人は恋人同士に。
尚、この告白後、アスカが枕を濡らしていた為に忘れていた入浴までの1時間、
シンジは数え切れないほどの告白をさせられた。
新歓コンパで1年生が延々と一気コールをかけられるかのように、「もう1回」が続いていた。
さらにシンジが入浴を終えてから2人で手を繋いで眠りに落ちるまでの1時間、
今度は『遊び』ではない、誰もが認める恋人のキスを実行し続けたのであった。
「シンジ……」
「なに?アスカ」
「指輪、買ってくれる?」
「………指輪って、こ、婚約指輪?」
「……ダメ?」
「……今度の土曜日に見に行こうよ」
「嬉しい………」
「僕もだよ、アスカ」
「シンジ、アタシがもしも意地張ってキツイこと言ったとしても、
本心を確かめる前にいきなり出て行ったりしたらイヤだからね?」
「約束する」
「………もう1回告白して……」
「『一生大切にする』 『アスカがアスカが居ないと僕は寂しくて死んじゃうよ』」
「……これでヒカリに勝ったわ」
尚、この告白後、アスカが枕を濡らしていた為に忘れていた入浴までの1時間、
シンジは数え切れないほどの告白をさせられた。
新歓コンパで1年生が延々と一気コールをかけられるかのように、「もう1回」が続いていた。
さらにシンジが入浴を終えてから2人で手を繋いで眠りに落ちるまでの1時間、
今度は『遊び』ではない、誰もが認める恋人のキスを実行し続けたのであった。
「シンジ……」
「なに?アスカ」
「指輪、買ってくれる?」
「………指輪って、こ、婚約指輪?」
「……ダメ?」
「……今度の土曜日に見に行こうよ」
「嬉しい………」
「僕もだよ、アスカ」
「シンジ、アタシがもしも意地張ってキツイこと言ったとしても、
本心を確かめる前にいきなり出て行ったりしたらイヤだからね?」
「約束する」
「………もう1回告白して……」
「『一生大切にする』 『アスカがアスカが居ないと僕は寂しくて死んじゃうよ』」
「……これでヒカリに勝ったわ」
505: そう、暇だから 05/02/26 14:38:42 ID:???
──月曜日
「ヒッカリ!おはよ!」
「アスカ!おはよ、、ん?その元気はひょっとして?」
「ま、まぁね。なんかごちゃごちゃしてよく分からなかったけど、しっかり愛を告白させたわ!」
「そう………おめでとう、アスカ!」
「あ、ありがと」
「で?付き合ってどれぐらいでしたっけ?」
「えーとね、8時間52分と15,16,17,……」
「(私もこんな感じなんだ……一歩間違ったら犯罪に走りそうね、気をつけなきゃ)」
「え?なんか言った?ヒカリ」
「う、ううん、何でもないの。良かったわね、アスカ」
「うん……カナリ良かった………」
──その夜
「シンちゃ~ん、良かったじゃない。アスカと晴れて恋人同士ね」
「はい……ミサトさんのおかげだったかもしれません」
「素直ねー、ホントそういうところが大好きよ。あ、『初めて』同士は女の子が痛いだけだから、
せめてシンちゃんは初めてじゃない方が良いわよねー。その方がアスカも楽よ」
「は、はいぃ!?」
「じゃ、早速しましょうね。いっただっきまーす!」
「ちょちょちょ、ミサトさん待って……あっ!マズイですよ!……うゎっ!」
「ミーサートー!!なぁにやってんのよー!それはもうアタシ専用!触るなぁ!」
「何よケチねぇ、減るもんじゃないのに」
「減るのよ!よく分からないけど、大事なものが無くなるのよ!
冷蔵庫にキュウリがあったから、アンタはそれで我慢しなさいよね!」
この後アスカがミサトの怒りによってキュウリで処女を失いそうになったのは秘密である。
「ヒッカリ!おはよ!」
「アスカ!おはよ、、ん?その元気はひょっとして?」
「ま、まぁね。なんかごちゃごちゃしてよく分からなかったけど、しっかり愛を告白させたわ!」
「そう………おめでとう、アスカ!」
「あ、ありがと」
「で?付き合ってどれぐらいでしたっけ?」
「えーとね、8時間52分と15,16,17,……」
「(私もこんな感じなんだ……一歩間違ったら犯罪に走りそうね、気をつけなきゃ)」
「え?なんか言った?ヒカリ」
「う、ううん、何でもないの。良かったわね、アスカ」
「うん……カナリ良かった………」
──その夜
「シンちゃ~ん、良かったじゃない。アスカと晴れて恋人同士ね」
「はい……ミサトさんのおかげだったかもしれません」
「素直ねー、ホントそういうところが大好きよ。あ、『初めて』同士は女の子が痛いだけだから、
せめてシンちゃんは初めてじゃない方が良いわよねー。その方がアスカも楽よ」
「は、はいぃ!?」
「じゃ、早速しましょうね。いっただっきまーす!」
「ちょちょちょ、ミサトさん待って……あっ!マズイですよ!……うゎっ!」
「ミーサートー!!なぁにやってんのよー!それはもうアタシ専用!触るなぁ!」
「何よケチねぇ、減るもんじゃないのに」
「減るのよ!よく分からないけど、大事なものが無くなるのよ!
冷蔵庫にキュウリがあったから、アンタはそれで我慢しなさいよね!」
この後アスカがミサトの怒りによってキュウリで処女を失いそうになったのは秘密である。
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