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このstory6は
【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】No1~6とは別の作者の方々が書かれたssです

story5と6は同じ作者の方が書かれたシリーズものになっています。


【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】story5


503: 16 2017/12/07(木) 19:54:00.57 ID:???
せっかくの誕生日ネタなんで
手直ししてみた
それでも相変わらずgdgdですが。。。

>>244(【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】story5)
あたりの続きみたいな感じです。

【12月4日 0:00AM】

Prrrrr Prrrr
シンジ(アスカ、まだ起きてるかなぁ・・・)
Prrrrr Prrrr
ヒカリ「アスカ、電話よ」
アスカ「ちょっと待って、今、手が離せないのよ。誰から?」
ヒカリ「碇くんからよ」
アスカ「すぐにかけ直すって言って」
ヒカリ「分かったわ。あ、碇くん」
シンジ「あれ?アスカぁ。。。。?」
ヒカリ「洞木よ。こんばんは。アスカ、今手が離せないから、後で電話するって」
シンジ「あぁ、ビックリした。なんでイインチョいるの?」
ヒカリ「アスカが、美味しいミルクティーごちそうしてくれるって言うから。。。今、淹れてるのよ」
シンジ「あ、やっぱり、アスカが犯人かぁ~。さっき紅茶飲もうとしたら、無くなってたんだよねぇ」
ヒカリ「碇くんは、アスカに用事?ひょっとしてオヤスミコール?羨ましいなぁ~」
シンジ「そうじゃないよ、だって今日は、アスカの誕生日だから。。。」
ヒカリ「エッ、そうなの。ワタシ、知らなかった」
アスカ「お待たせ!特製ミルクティーできたわよ」
ヒカリ「アスカって今日、誕生日なの?」
アスカ「うん。誰にも言ってなかったのに。。。あ、シンジね」
ヒカリ「あ、そうだ。はい。碇くんからの電話」

504: 16 2017/12/07(木) 19:54:41.99 ID:???
シンジ「アスカ、遅いよ。。。誕生日おめでとう」
アスカ「ありがとっ。シンジ。夜遅くに。。。」
シンジ「だって誰よりも一番最初に言いたかったんだ」
アスカ「・・・・うん。ありがとっ。アタシもシンジから言われたかったから嬉しい!でも誰にも教えてないのよ、誕生日のこと」
シンジ「エッ、なんで?」
アスカ「だって知られるとプレゼントだの面倒な事になりそうだし、シンジさえ知っていてくれればアタシはそれでいいの」
ヒカリ「ま、おアツイこと。。。」
シンジ「そっかぁ。でも一番に言えたから。。。ハ、ハックション。うっ、サムぃ。。。」
アスカ「大丈夫?部屋、寒いの?・・・・あ、シンジ、今どこにいるの、ひょっとして外?」
シンジ「・・・・丘の上の公園。。。」
アスカ「ダメじゃない、今晩冷えてるのに。風邪引かないでよ。何してるのよ?」
シンジ「・・・月がキレイなんだ。アスカ」
アスカ「ン?・・・あ、ありがとっ。。。そっか、分かったわ。アタシもそっちに行く」
シンジ「寒いからいいよ」
アスカ「だって、お月さまキレイなんでしょ。アタシも見る。ちょっと待ってて。温かくしてるのよ」
シンジ「うん。分かった。じゃ、気を付けて来るんだよ、寒いからね」
アスカ「ミルクティー持ってくから、じゃぁね」
ヒカリ「アスカ、今から碇くんに会いに行くの?」
アスカ「うん。ちょっとヒカリも協力して」
ヒカリ「どうすればいいの。1階に寮監さん、いるよ。。。」
アスカ「非常口から出れないかなぁ」
ヒカリ「アスカが出た後、ワタシが鍵をかければいいのね、OK」
アスカ「そう言うことで、よろしくね、あ、そうだ。ヒカリ、ミルクティー飲んで」
ヒカリ「じゃ、報酬と言うことで。。。」
アスカ「シンジの分を魔法瓶に入れてっと。これで良し」

505: 16 2017/12/07(木) 19:55:09.53 ID:???
1階ロビー
ヒカリ「誰もいないみたいね」
アスカ「じゃ、作戦決行!」
寮監「あ、なんだ、お前たち」
アスカ・ヒカリ「あ、こんばんは」
寮監「こんな時間に、なにしてるんだ。あ、惣流。その格好は。外出禁止だぞ」
アスカ「あ、あの~寒かったので。。。」
ヒカリ「ワタシの部屋。暖房入れてなくって、アスカにダウン着ないと寒いからって。。。」
その時、非常口が、ガチャリと開き、生徒が入ってきた。
寮監「あ、お前たち!コラッ、何時だと思ってるんだ!」
生徒「わぁ、ヤバイ。。。ごめんなさぁ~い」ダァー
寮監「待て!逃げるな!」ダァー
アスカ「チャ~ンス。この隙に正面玄関から出るわ」
ヒカリ「気を付けてね」
アスカ「うん。ご協力、ありがとっ」

506: 16 2017/12/07(木) 19:55:33.75 ID:???
公園
シンジ「・・・アスカ、大丈夫かなぁ。様子見に行こうかな」
アスカ「ハァ、ハァ。。。お待たせ!シンジ」ダキッ
シンジ「ア、アスカ。。。来てくれて、ありがとう」ダキッ
アスカ「シンジがいるところなら、どんなところだって行くわよ」
シンジ「アスカ、誕生日、おめでとう」
アスカ「ありがとう。こんなにお月さまがキレイな夜に会えるってロマンチックね」
シンジ「うん。そうだね。今晩は、スーパームーンって言って一番大きな月なんだよ」
https://i.imgur.com/VoPoKgb.jpg
アスカ「そっかぁ。そう言えば、お月さまを見るために会うのって、ストロベリームーン以来ね」
シンジ「あの時は、一番小さな月で、こんどは一番大きな月。ボクたちって月に縁があるのかも知れないね」
アスカ「そうね。あ、シンジ、身体冷えてるじゃない。温かいミルクティー淹れてきたから飲も」
シンジ「ありがとっ。でも、この紅茶、ボクの部屋から持って行ったでしょ」
アスカ「男がイチイチ細かいこと言わないの」
シンジ「エエエッ。だってボクも飲もうとして探してたんだから。。。」
アスカ「いいじゃない。こうして飲めるんだから。はい、召し上がれ」
シンジ「はい。いただきます」
アスカ「最初から素直になりなさい」

507: 16 2017/12/07(木) 19:56:45.89 ID:???
シンジ「分かったよぉ。。。ああぁ、温かい、美味しい!ありがとっ。あ、そうだ。アスカ、はい、誕生日プレゼント」
アスカ「・・・・あ、これって。。。」
シンジ「アスカが欲しがった指輪」
アスカ「あ、ありがとっ。婚約指輪ね。愛してるわ、シンジ」
シンジ「・・・アスカ。違うよ、この前も言ったけど婚約するのを約束する指輪だから。。。婚約指輪は、まだ早いよ。16歳なんだよ、ボクたち」
アスカ「いいの、どっちでも!大事なのは、シンジがアタシのために指輪を贈ってくれたことよ。わぁ、トルコ石ががキレイにデザインされていて素敵!ありがとっ、シンジ。ねぇ、着けてよ」
シンジ「うん。じゃ、アスカ。誕生日、おめでとう。そして、アスカ、ボクもアイシテマス」
アスカ「うれしい!でも、なんか棒読みっぽい。。。それに、もうひとつ大事なのを忘れてる」
シンジ「気のせいだよ。。。」
・・・・・・・・・・chu・・・・・・・・・・・
アスカ「婚約指輪も貰ったし、これでアンタはすべてアタシのものよね。つまりアタシもシンジのものになっちゃったわけね」
シンジ「・・・だからぁ、婚約指輪じゃなくて、婚約を約束する指輪だから。。。」
アスカ「なによ、アタシじゃイヤなの?」ポロポロ
シンジ「そうじゃないよ。。。ボクは、アスカが好きで、でもボクでホントにいいのかなって、今でもあまり自信がないんだ。。。」
アスカ「アタシは、シンジじゃなきゃダメなの!アタシの旦那さまになるんだから、自信持ってよ」
シンジ「・・・う、うん。分かったよ。本当の婚約指輪は、もっとちゃんとしたのをあげるから」
アスカ「約束だよ、待ってるから。じゃ、この指輪は、婚約指輪(仮)ね」

508: 16 2017/12/07(木) 19:57:04.15 ID:???
シンジ「そろそろ寮に戻ろうか、寒くなってきたし」
アスカ「そうね。シンジの部屋に初めてのお泊まりね」
シンジ「エエエッ!女子寮に戻れないの?」
アスカ「コッソリ隙を突いて抜け出たのに戻れるわけないじゃない。アタシを凍え死にさせるつもり」
シンジ「いや、そんなつもりはないけど。。。いいの?」
アスカ「変なことしたらコ□スわよ」
シンジ「し、しないよ、そんなこと」
アスカ「信用してるから、シンジのこと」
シンジ「・・・・じゃ、戻ろうか」
アスカ「それにしても、こんな夜中に、結構人がいるわよね、この公園」
シンジ「スーパームーンだからかなぁ。それよりボクらも怪しまれないうちに戻ろう」
アスカ「そうね」

509: 16 2017/12/07(木) 19:57:29.56 ID:???
ふたりが去った公園
加持「おい、大丈夫か、あのふたり?」
ミサト「しっかし、やってくれるわねぇ、あの謹慎カップルは」
加持「どうするんだ」
ミサト「飲んでなきゃ教師として補導するところだけど。。。」
加持「ま、今日のところは見逃してやれよ」
ミサト「仕方ないわね。だけどちょっち釘は刺しておかないとね、エスカレートする前に」
加持「それにしてもシンジくんもやるモンだな。キスの仕方なんか、なかなかだぞ」
ミサト「それでもシンジくんは、奥手だから最終的には大丈夫だと思うけど、心配なのはアスカよ。あの子が、こんなにデレるとは思わなかったわ」
加持「一途な感じでいいんじゃないのか。オレたちもあの頃に戻って。。。。」
ミサト「・・・・・よくそんなことが言えるわね」
加持「あ、やっぱり。。。。」
ミサト「加持、アンタの心がけ次第よ」
加持「はいはい。じゃ、もう一軒行くか」
ミサト「そうね。あと一軒だけね」

510: 16 2017/12/07(木) 19:58:17.30 ID:???
またまた、ふたりが去った公園
ケンスケ「何なんだよ!この公園は。スーパームーンがキレイに撮れると思って来てみたら。。。碇と惣流。ミサト先生と加持さん。いい加減にしろよ!」
Waoooooon!
カップル「うるせー!静かにしろ!」
ケンスケ「ス、スイマセン。。。。」(なんでオレだけ、こんな目に。チクショー!)

511: 16 2017/12/07(木) 19:58:51.77 ID:???
その頃シンジとアスカは
アスカ「あれ、垣根越えて庭から入るんじゃないの?」
シンジ「それだと、ガラス戸に鍵がかけれないでしょ。この茂みをくぐればキッチン横の勝手口だよ。あ、ちょっと枝が出たりしてるから気を付けてね」
ガサガサ。ガチャ。
シンジ「じゃ、アスカ、ここから入って」
アスカ「ふ~ん。ここを使えばシンジの部屋って出入り自由なんだ」
シンジ「そう言うことになるかな。ん?何その手」
アスカ「鍵」
シンジ「・・・え、なんで?」
アスカ「当然でしょ。シンジの部屋はアタシの部屋なんだから。アタシも鍵持ってないと」
シンジ「鍵、これひとつしかないんだよ」
アスカ「じゃ、合鍵つくってよ」
シンジ(ワガママだなぁ。。。)
アスカ「なんか言った?」
シンジ「何でもないよ。明日、つくってくるよ」
アスカ「やったー!」

512: 16 2017/12/07(木) 19:59:27.05 ID:???
シンジ「ふぅ。。。それにしても寒かったね」
アスカ「寒かったねぇ~。何か温かいもの飲まない?」
シンジ「何かあったかなぁ。。。あ、牛乳がある」
アスカ「じゃ、ホットミルク、アタシがつくるね。ハチミツあったっけ?」
シンジ「食器棚の中にないかな」
アスカ「あった。ありがとっ。ねぇ、シンジ。本当にありがとう。アタシ嬉しかった」
シンジ「ボクもアスカが喜んでくれて嬉しかったよ」
アスカ「あ、できたわよ。はい、シンジ」
シンジ「ありがとっ。Happy Birthday、アスカ」
アスカ「・・・・・シンジぃぃ」ギュッ
シンジ「ア、アスカ。。。」ギュッ
アスカ「アタシ、しあわせ」
シンジ「ボクもだよ」
アスカ「でも、今日はないからね。まだダメよ!」
シンジ「わ、分かってるよ。。。。」

513: 16 2017/12/07(木) 20:00:06.09 ID:???
アスカ「シンジ、パジャマ貸して」
シンジ「これでいい?」
アスカ「シンジって細く見えても、やっぱり男の子なんだね、大きい。。。」
シンジ「ブカブカだけど、大丈夫?」
アスカ「うん。こんど自分のパジャマ持ってこないと。あ、歯ブラシも。。。」
シンジ「歯ブラシは、買い置きがあるから」
アスカ「良かった。。。あとベビーオイルは、ないかぁ。。。これも持ってこないと」
シンジ「だんだんアスカの部屋になってくる気がする・・・・」
アスカ「なによ、文句ある?」
シンジ「・・・・・ないです。。。」
アスカ「よし。寝る準備完了!ロフトにGO」
シンジ「じゃ、電気消すよ。おやすみ」
アスカ「うん。おやすみ。てか、ちょっとシンジぃぃ」
シンジ「あ、そっか」
・・・・・・・・・chu・・・・・・・・

514: 16 2017/12/07(木) 20:00:44.60 ID:???
アスカ「そうよ。アタシ、シンジが初めてで良かった」
シンジ「エッ。まだしてないじゃないか」
アスカ「バカ!キスよ。あれは、まだ先よ。その時が来たらやさしくするのよね」
シンジ「わ、分からないよ。だってしたことないんだから」
アスカ「だったら、その時までにやさしくする方法を学びなさい」
シンジ「他の女の人と。。。」
アスカ「アンタねぇ!そんなの許すわけないでしょ!浮気したらコ□スから」
シンジ「し、しないよ。する訳ないだろ。もう、おやすみ」
アスカ「シンジ、腕枕。。。。」ゴロッ
シンジ「はいはい。ん?ひゃぁ~。アスカ、冷たいってば」
アスカ「う~ん」ピタッ
シンジ「止めてよ、アスカの足、冷たいから。。。」
アスカ「だってしょうがないでしょ。冷え性なんだから」
シンジ「お願い、止めようよ。ダメだってば!冷たすぎる。。。」
アスカ「なによ、ケチ!いいじゃないちょっとぐらい。アンタ、アタシを守るって言ったじゃない。冷え性から守ってよ」
シンジ「それとこれとは違うだろ。。。アスカぁ」
アスカ「ダメ。ぜ~んぶ一緒よ」
シンジ「チェ。ワガママなんだから。。。」

515: 16 2017/12/07(木) 20:01:50.49 ID:???
アスカ「シンジ、温か~い」
シンジ「どうせボクのカラダがでしょ」
アスカ「アンタ、バカァ。なに拗ねてるのよ。温かいのは、シンジのココロがよ」ギュッ
シンジ「ん?・・・・アスカ、ブ、ブラしてない?」
アスカ「なによ、スケベ!気になる?」
シンジ「う、うん。。。。」
アスカ「ダメよ。アタシの旦那さまになる覚悟と自信のない人には、見せたり触らせたりしないんだから。分かった?」
シンジ「うっ、うん。でも、アスカぁ。。。」
アスカ「分かったんなら、さっさと寝なさい。今日は、ここまでよ」ギュッ・・・chu・・・

・・・・・・・・・・モンモン・・・・・・・・・・・・・・

シンジ(眠むれない。。。。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

516: 16 2017/12/07(木) 20:02:41.06 ID:???
トウジ「おはようサン。アレっ。シンジ、どないしたんや?目、真っ赤やないかぁ」
シンジ「寝不足。。。。」
ケンスケ「・・・・やっぱりな」
トウジ「ン?なにが、あったんや?」

ヒカリ「アスカ、おはよー。どうだったの?」
アスカ「あ、ヒカリ、おはよー!」
ヒカリ「アスカ、お肌、ツヤツヤ。。。。」
アスカ「愛されるって、どんな化粧水より効果あるみたい」ポッ///
ヒカリ「エエエッ!それって。。。」
アスカ「か、勘違いしないで。アレは、まだよ。それよりコレっ!」
ヒカリ「あっ、左手薬指!」
アスカ「そっ!シンジから貰ったの」
女子たち「ワッ。それって、碇くんから?」
アスカ「そうよ。シンジからよ」
女子たち「いいなぁー。もっと見せてぇ~」
ワイワイガヤガヤ

517: 16 2017/12/07(木) 20:03:22.26 ID:???
トウジ「おい、シンジ。惣流のまわりで、なんや盛り上がっとるで。何があったんや?」
シンジ「・・・・眠いよぉぉ」
ケンスケ「いい思いしたんだから、贅沢言うなよ、碇」
シンジ「いい思いなんかしてないよ。むしろある意味、地獄。。。。眠い。。。」
トウジ「ほうかぁ。。。そら、難儀やったなぁ、よう分からんけど」

こうして、碇シンジ16歳の苦難は続く。。。。

fin.






ミサト「シンジくん、アスカ。あとで職員室に来なさい!」ピシッ

シンジ・アスカ「「・・・?!」」

543: 16 2017/12/24(日) 15:20:10.04 ID:???
最後のクリスマス

シンジ・アスカ明城学院2年生 12月22日(土)

アスカ「・・・・クシュン、コホッ、ゲホッ、グズッ」チーン
シンジ「アスカ、大丈夫?」
アスカ「だ、大丈夫よ、これくらい。。。。コホッ、コホッ」
シンジ「ちょっと額。。。」ピトッ
アスカ「キュン。。。」
シンジ「ああ、やっぱり熱もあるよ。インフルエンザだよ、ちょっと病院に行こ」
アスカ「ぜーったいにイヤ!ゴホッ、ズズッ。あ、シンジ、ティッシュなくなった」
シンジ「はい、ティッシュ。。。アスカ、もうワガママ言わないでよ」
アスカ「イヤったら、イヤなの!ゴホッ」
シンジ「う~ん。何で言うこと聞いてくれないんだよぉ。。。アスカったら」
アスカ「・・・・だって、約束したじゃない、去年のクリスマスに。来年もまた観覧車、乗りに行こうって。寝込むようになったら行けないじゃないの。ゴホッ、ゴホッ、ズズッ。あ、ティッシュ。。。」チーン
シンジ「・・・あっ。。。そっかぁ。そうだね。うん、約束したね」
アスカ「そうよ。今年は相田たちに邪魔されたくないし、それにアタシ、惣流アスカとして最後のクリスマスなんだよ。だから。。。」
シンジ「うん、でもね、アスカ。ボクは、アスカの具合が心配なんだよ。だって元はと言えば、先週インフルエンザのボクをアスカが看病してくれたからでしょ。それが移ってこんなに具合悪いんだから、安静にしてないと。とにかく病院に行こ」

544: 16 2017/12/24(日) 15:20:35.33 ID:???
アスカ「ううううっ・・・・じゃ、抱っこ」
シンジ「抱っこしては行けないよ」
アスカ「じゃ、オンブ」
シンジ「しょうがないなぁ。ヨイショと。じゃ、行くよ」
アスカ「うん。でも、どうしても行くの?シンジ。ゴホッ。なんかまたシンジに移しちゃいそう」
シンジ「大丈夫だよ、免役できてるし。あ、アスカの保険証を取りに。。。」
アスカ「・・・・あ、それ、シンジの机の上から3段目の引き出しに入ってるから。ゴホッ、ケホッ」
シンジ「エエッ。なんで?」
アスカ「だってもう、アタシたち婚約したんだし、こういうのはシンジが管理してた方が安心でしょ。通帳なんかもそこに入れてるから、ちゃんと管理してよね」
シンジ「ったく。。。あと、隠してるコトってない?」
アスカ「う~んとね。今、思い出せない。。。カラダ、ダルくなってきた。。。」グタッ
シンジ「ア、アスカ。大丈夫?ああ、もう急いで行かなくちゃ」

545: 16 2017/12/24(日) 15:21:13.04 ID:???
病院

シンジ「着いたよ、アスカ。ちょっとここに座って待ってて。受付してくるから」
アスカ「・・・・ダメ。ひとりにしないで。。。」
シンジ「わ、わかったよ、ヨイショ」
シンジ「こんにちは。これ、お願いします」
受付「こんにちは。あら、碇くん。治ったんじゃなかったの?」
シンジ「あ、はい。ボクは治ったんですが、今度はアスカが。。。」
受付「あら、オンブ。甘えちゃってるわね、惣流さんったら。先週来た時に移るんじゃないかと思ってたのよ。碇くんにベッタリくっついていたから。とりあえず確認のために検査しましょうか」
シンジ「はい。アスカ、検査だって。起きれる?」
アスカ「うううっ。ムリ。ゴホッ」
看護婦「はいはい。じゃ、そこに座って。ちょっとツンってするけど、我慢してね。はい」
アスカ「ウッ!キャッ!痛い!」
看護婦「はい。もう済んだから、ちょっと待っててね。頼もしい彼氏がいて良かったわね」
アスカ「・・・う~。シンジは彼氏じゃないもん。フィアンセなんだもん」
看護婦「ヘッ。あ、そう。。。。」ジロッ
シンジ「えっ、まぁ、そう言うことなので。。。」
看護婦「そ、そうなんだぁ」(わたしだって、まだなのに。高校生で。。。。近頃は進んでるわねぇ)

546: 16 2017/12/24(日) 15:21:32.74 ID:???
アスカ「ねぇ、シンジ。あの検査で、妊娠してるって出たらどうしよ」
待合室:ギクッ。ジロッ
シンジ「ア、アスカ、なにバカなこと言ってるんじゃないよ。あれは、インフルエンザの検査だから。。。」
アスカ「冗談よ。余裕がないわね、シッカリしてよ。ゴホッ。でも身に覚えがないわけじゃないんだから」
待合室:ジロッ(ったく、近頃の高校生は・・・・)
シンジ「シッ!アスカ、黙って、お願いだから」
アスカ「ぁによ」
シンジ「あ、熱がすごくてうなされてるんだね。。。アハ、アハ、アハハ」

547: 16 2017/12/24(日) 15:22:07.72 ID:???
看護婦「惣流アスカさん、診察室に入ってください」
シンジ「アスカ、呼ばれたよ」
アスカ「一人ではいるのイヤ。シンジ、抱っこ」
シンジ「エエエッ。ダメだって」
アスカ「じゃ、オンブ」
シンジ「もう。。。。」
ガラッ
医者「おや、碇くん、あの薬で治らなかった?おかしいなぁ」
シンジ「あ、いえ。ボクは治りました、完璧に。今日は。。。これ」
アスカ「これって、なによ。失礼じゃないの。ゴホッ」
医者「ああ、先週来た時に付き添ってた。。。」
シンジ「すいません。インフルエンザ移しちゃったみたいで」
看護婦「先生、検査結果です」
医者「ん。あ、インフルエンザだね。クスリ飲んで5日間ぐらい、安静にしてれば大丈夫。念のため、はい。口開けてぇ~。はいはい。じゃ、上着脱いで」
アスカ「イヤ!シンジ以外に見せない!」
医者「あ、いや、その診察だから。。。ま、仕方ないか」

548: 16 2017/12/24(日) 15:23:16.76 ID:???
アスカ「先生、明後日のクリスマスまでに治りませんか」
医者「そんなに早くは治らんよ。焦らずに安静にしてなさい」
アスカ「エエエッ、だって。。。」
シンジ「アスカ、安静にしてよ、ね」
医者「・・・・碇くん、ま、なんだ。がんばってな」
シンジ「あ、はい。。。。じゃ、アスカ、帰ろうか」
アスカ「ゴホッ。うん。オンブぅ」
シンジ「はいはい。じゃ、どうも、ありがとうがざいました。失礼します」
医者「あ、水分はこまめに取るようにな」
看護婦「あのふたり、婚約したそうですよ」
医者「・・・う~ん。似合いと言えばお似合いだが、苦労しそうだよなぁ、碇くんは」
看護婦「・・・・お大事に、ですね」

549: 16 2017/12/24(日) 15:24:09.81 ID:???
帰り道

シンジ「ねぇ、アスカ。さっきさぁ、惣流アスカとして最後のクリスマスって言ってたよね。確かに大切な思い出としたいのは分かるけどさぁ、ボクは、アスカが元気でいてくれることの方が、ずっと大切なんだ。
だから、安静にしてインフルエンザを早く治そうよ。そして観覧車に乗りに行こう。何年か経ってさ、あの時のクリスマスは、インフルエンザにかかって大変だったって、それもいい思い出になるよ、きっとね。
それに、もうすぐお正月だよ。一緒にお節作るって約束したよね。だから、さぁ。。。。あれ、アスカ、聞いてる?」
アスカ「・・・スースー」
シンジ「あ、寝ちゃったか。。。心配しないで、アスカ。病気の時だろうと、いつもボクが側に寄り添うから。ボクの大事なお嫁さんなんだから」
アスカ(・・・・ン!)ポッ///

550: 16 2017/12/24(日) 15:24:57.78 ID:???
Prrrr Prrrr
シンジ「あ、ケンスケから電話だ」
ケンスケ「碇ぃぃぃ。助けてくれぇ~。お粥が。。。『ワイは・・・・』」
シンジ「・・・・どうした?後ろから声が」
ケンスケ「トウジだよ。鍋焼きうどんが食いたいって。ゲホッ」
シンジ「あ、ごめん。アスカがインフルエンザにかかっちゃって、今、病院から戻るところなんだ。後で、連絡するから・・・・」
ケンスケ「ちょ、ちょっと待ってくれ!オレたちもインフルエンザにかかって、ゲホッ、動けないんだ。。。何も食べてなくて。な、碇。助けてくれよぉぉ」
アスカ「・・・・ん?なに、電話、誰から?」
シンジ「あ、起きた。ケンスケから。トウジとインフルエンザにかかったんで助けてくれって」
アスカ「ん、もう。電話貸しなさい。ちょっと相田、なに言ってんのよ!シンジは、カワイイ大事なお嫁さんに寄り添うって言ってんの。それを何で赤の他人の面倒見なきゃいけないのよ!自力で何とかしなさい!シンジぃぃ、なんか寒気がしてきた。。。」ギュッ
シンジ「ア、アスカ、聞いてただろ?ねぇ。あ、大丈夫?ケンスケ、トウジ、悪い!イインチョには連絡した?」(カワイイは言ってなかったけど、アスカ)
ケンスケ「この薄情者。。。そのイインチョなんだけど。昨日、トウジが、お前のマネをして迫ったんだけど、そんな気分じゃないって平手打ちを食らってさ。それで、ビール買ってきてオレの部屋でヤケ酒さ。そして今朝起きたら、インフルエンザに」

551: 16 2017/12/24(日) 15:25:48.81 ID:???
シンジ「なんだよ、ボクのマネって。。。。自業自得じゃないか。とりあえずアスカが落ち着いたら行くから」
ケンスケ「・・・・ちぇ。オレたちは後回しかよ。ゴホッ。あ、そうだ、今、男子寮は、封鎖されてるからな。寮生の半分がインフルエンザにかかったみたいで。さっきも救急車来てたし」
トウジ「シンジぃぃ。ここで死んだら化けて出るからなぁ」
シンジ「なに言ってんだよ。それだけしゃべれるんなら病院行きなよ、さっきアスカを連れてった時は、まだ空いてたから」
アスカ「うううっ。シンジぃぃ。なんか寒いよぉぉ。。。。」
シンジ「アスカぁ、アスカ!トウジ、ケンスケ。ゴメン!」ブチッ
トウジ「・・・・・アカン、切りよった。ケンスケ、シンジは、完全に惣流のモンになってもうたなぁ。ゴホッゴホッ」
ケンスケ「しょうがない。ゴホッ。シンジの言う通りに病院行くか。立てるか?トウジ」
トウジ「ああ、ワシら二人の友情は永遠や。ゴホッ、ゲホッ。ああ、シンドいわぁ」

552: 16 2017/12/24(日) 15:26:50.54 ID:???
男子寮前

シンジ「アスカ、大丈夫?もうすぐ着くから」
アスカ「・・・・う、うん。なんかキツイ」
シンジ「もう少しだから、がんばって。。。あ、本当に寮が封鎖されてる、困ったなぁ」
ミサト「あ、シンジくん。あれぇ~。オンブしてるの、ひょっとしてアスカ?」
シンジ「あ、ミサト先生。ええ、アスカです。インフルエンザにかかっちゃって。今、病院からの帰りで」
ミサト「そうなんだ。じゃ、早く部屋に連れて行かなきゃって、あ、ダメ。女子寮は男子禁制だから!」
シンジ「えっ、でもアスカ、寒気がするって」
アスカ「・・・はぁはぁ。う~ん、寒いよぉ、シンジぃぃぃ」
ミサト「・・・さすがに仮病じゃないか。ツラそうね。仕方ない、特例ね。アスカを寝かせつけるまでよ」
シンジ「あ、はい。でも看病しないと。。。それに男子寮、封鎖されていて入れないんです」
ミサト「そうみたいね。でも、封鎖は、もうしばらくすると解かれるって言ってたわ。とにかくアスカを部屋に連れて行きなさい」
シンジ「はい。じゃ、アスカ行くよ」
ミサト「シンジくん。洞木さんに看病できるか、連絡しとくから」
シンジ「あ、お願いします」

そして、アスカの部屋へ。。。

553: 16 2017/12/24(日) 15:27:52.69 ID:???
ガチャ
シンジ「これがアスカの部屋かぁ。キレイに片付いてるじゃないか」
アスカ「・・・う~ん。着いたぁ?」
シンジ「うん。アスカの部屋だよ。さ、横になって」
アスカ「ふぅ~。ありがとっ。シンジ。ゴホッ。ううっ。汗かいて気持ち悪いし、寒いぃぃ。シンジぃぃ、汗拭いてぇぇ」
シンジ「エエエッ。マズイよ。それにもうすぐイインチョが来るから」
アスカ「ヒカリが来る前に早くぅぅ。服脱がせて」
シンジ「しようがないなぁ。。。ほら、手あげて」
アスカ「でも、恥ずかしいから目を瞑って脱がせて」
シンジ「う、うん。こっちも恥ずかしいよ。。。」
アスカ「な、なによ。手、震えさせて。変なことする訳じゃないんだから、意識しないでよ」
シンジ「うん。でも。。。」
アスカ「タオルと下着は、そっちのチェストにあるから」
シンジ「わ、分かった。タオルにポットのお湯使うよ」
アスカ「うん。ありがとっ。シンジ、大好きッ」
シンジ「じゃ、横になって。あ、その前にスポーツドリンク飲んで。じゃ拭くから」フキフキ

554: 16 2017/12/24(日) 15:28:33.11 ID:???
ガチャ
ヒカリ「アスカ、大丈夫?」
シンジ・アスカ「「あっ、エッ」」
ヒカリ「あ、碇くん。エッ、アスカ、なんで裸!キャッ!ふ、不潔!エッチぃぃ」
シンジ「イインチョ、勘違いしないで!アスカが、汗かいたんで拭いてるだけだから」
アスカ「そ、そうよ。アタシが、シンジに頼んだのよ。だから勘違いしないで!」
ヒカリ「・・・・・そ、そうなの?でも、碇くん、顔が真っ赤」
シンジ「そりゃそうだろ。だってやっぱり恥ずかしいよ。。。」フキフキ
アスカ「・・・アタシだって。でも、仕方ないじゃない。。。」
シンジ「えっと、もう拭いたから、パジャマに着替えて」
アスカ「うん。ね、こういうことだから。ヒカリ」
ヒカリ「・・・そうよね。アスカと碇くん、婚約してるんだもんね。でもねぇ」
シンジ「あ、そうだ。イインチョがトウジを振ったせいで、ケンスケとヤケ酒飲んで、インフルエンザにかかってるよ」
ヒカリ「・・・ふ、振ったわけじゃないわよ。いきなりだったから、それで。。。」
アスカ「えっ、なに、それ。鈴原が。。。」
シンジ「そうなんだって。確かにいきなりは、ね」
アスカ「あら、シンジ。いいの?あの時は・・・・」
シンジ「ウッ!何なんだよ。あの時は、さぁ・・・・アスカだって」
アスカ「な、なによ。ゴホッ。ズズッ。あ~ん。シンジぃ、ティッシュとってぇ」
ヒカリ「ス、ストップ!もう、アスカも碇くんも。からかわないでよ。ワタシの問題なんだから」

555: 16 2017/12/24(日) 15:29:14.57 ID:???
シンジ「そうだね。ごめん。じゃ、イインチョも来たし、ボクは戻ろうかな」
アスカ「ダメ!いつでも側に寄りそうって言ったじゃない。一緒にいてよ、シンジぃぃ。いつものようにナデナデしてよ」グイッ
ヒカリ「アスカって、いつもそうやって甘ちゃてるのね、碇くんに」
アスカ「だって、シンジがいないとアタシ。。。」
ヒカリ「いいわ。分かった。ミサト先生には内緒にしてあげるから、碇くんはアスカの側にいて」
シンジ「うん。ありがとう。イインチョ。アスカもナデナデしてあげるから、少し眠りなよ」
ヒカリ「碇くんって、優しいって思ってたけど、ここまでとは。そりゃアスカが離れたくなくなるのは分かるわぁ」
アスカ「エヘッ///」ポッ
シンジ「あ、そうだ。イインチョ、悪いんだけど、コレ買ってきてくれるかな」
ヒカリ「いいわよ。ああ!そう言うことね。任せて、じゃ買ってくるから」
シンジ「ゴメンね。頼み事しちゃって」
ヒカリ「No Problem.気にしないで」
アスカ「ん?なに」
シンジ「アスカは、寝ちゃいな。ずっとナデナデしてるから」
アスカ「うん。なんだか安心して眠くなってきた。。。」
シンジ「うん。おやすみ」ナデナデ
アスカ「・・・スースー。シンジぃぃ。スースー」
シンジ「やっぱり熱出して疲れてるんだね。すぐに寝ちゃった。さて、じゃ準備はじめるか」

556: 16 2017/12/24(日) 15:29:47.53 ID:???
シャカシャカ、シャカシャカ
カチャカチャ、トントン・・・・
シンジ「えーっと、アレはどこにあるんだろ?あ、あった。これこれ。よしっと。後は、イインチョを待ってと」

ヒカリ「お待たせ~。ああ、重かった。アスカ、寝てる?」
シンジ「ありがとっ。って、これ量多くない?」
ヒカリ「そう?これくらいは、いると思うわ」
シンジ「ひょっとして。。。ま、仕方ないか。じゃ、つくるから。イインチョは、アスカの様子見てて」

グツグツグツッ

557: 16 2017/12/24(日) 15:30:07.71 ID:???
シンジ「さ、できた」
ヒカリ「おお!見事なモノね、じゃ、アスカ起こすね。アスカ、アスカ。起きて」
アスカ「・・・・・う~ん。あ、おはよう、ヒカリ。あれ、シンジは」
シンジ「アスカ、少し楽になった?」
アスカ「うん。でも少し喉が痛い感じがする。それにお腹、空いた」
シンジ「そう言うだろうと思って、はい。茶がゆ。トッピングは、梅干し・佃煮・塩昆布。それからフワフワのだし巻き卵でございます」
アスカ「わぁ~。シンジが作ったの?ありがとっ。さっすが、アタシのダンナ様」
シンジ「イインチョに材料を買って来てもらったんだよ」
アスカ「ヒカリ、ありがとっ。いっただきま~す」
ヒカリ「じゃ、ワタシもいただきま~す」
シンジ「どうぞ。。。ボクも、いただきます」
アスカ・ヒカリ「「・・・お、美味しぃぃ!」」
ヒカリ「茶がゆって、初めて食べるけど、サラサラしてて美味しいねぇ」
アスカ「おかわり、ある?」
シンジ「大丈夫だよ、何杯でも」
ヒカリ「・・・・そろそろ来る頃よね」
シンジ・アスカ「「・・・・ン?誰か来るの?」」

558: 16 2017/12/24(日) 15:31:08.52 ID:???
ガッチャ
女生徒「あ、碇くん、ホントにいる」
女生徒「きゃ、碇せんぱ~いぃぃ」
女生徒「わぁ、碇くんだぁ」
女生徒:ガヤガヤ
女生徒「あ、アスカ、大丈夫?」

シンジ「な、なに?どうしたの?なんで?」
ヒカリ「・・・申し訳ない。碇くん。口止めとして、その茶がゆを、この者たちに。。。」
シンジ「やっぱり、そう言うことかぁ。うん、分かったから。みんな、お茶碗持ってきたの」
女生徒「「「「「は~い」」」」」
シンジ「はい。はい。はい。。。。」
女生徒「「「「「いただきま~す」」」」」
女生徒「「美味しぃぃ!」」
女生徒「碇せんぱ~い、ワタシが風邪引いた時にもつくってくれますぅ?」
アスカ「もう、なによ!シンジは、アタシのダンナ様なんだから」
女生徒「ホントに結婚するんですかぁ」
アスカ「するに決まってるでしょうが!ゴホッゴホッ」
シンジ「ちょっと、アスカ。興奮すると咳が出るから。。。みんな、アスカ、インフルエンザだから、いつまでもここにいると移っちゃうよ」
女生徒「碇くんが看病してくれるんなら、それもいいかなぁ」
アスカ「ダメったら、ダメなの!ゴホッ。グスッ。シンジぃぃ。ティッシュ」
シンジ「みんな、悪い。アスカが心配だから、今日はコレでね」
女生徒「仕方ないなぁ~。じゃ。お大事にぃ~」
女生徒「いいなぁ、惣流先輩は。碇先輩みたいな彼氏がいて」

559: 16 2017/12/24(日) 15:31:42.28 ID:???
ヒカリ「アスカ、碇くん。ゴメン!だって碇くんがアスカの部屋に入ったのを見られちゃってたから、他に知られる前に口止めしないと。。。」
シンジ「いいよ、気にしなくて。みんな、美味しそうに食べてくれたし」
アスカ「それにしても、キケンよね。インフルエンザ治ったら、シンジを本格的にガードしないと。ゴホッ」
シンジ「なに言ってるんだよ。そんなことより、クスリ飲まないと。ほら、疲れないように横になりなよ」
ヒカリ「じゃ、お邪魔虫は、部屋に戻るわ。気を付けてね、アスカ。碇くんは、泊まってくの」
シンジ「うん。そのつもり。先週ボクがインフルエンザにかかった時、アスカがずっと側にいてくれたんだ。嬉しかった。だから、今度はボクの番」
ヒカリ「そうなんだ。それじゃね、おやすみ」
シンジ・アスカ「「うん。おやすみ」」

560: 16 2017/12/24(日) 15:32:33.31 ID:???
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アスカ「ねぇ、シンジは、どこで寝る?ちょっと狭いけど、一緒にベッドで寝よ」
シンジ「ボクは、ここでいいよ。ずっと手をつないでいるから、安心して寝ていいよ」
アスカ「でも…..。」
シンジ「気にしなくていいよ。早く良くなるといいね」ナデナデ
アスカ「・・・・シンジぃぃ。あのね、時々、アタシの髪を手ぐしで掻き上げるように撫でるときあるでしょ」
シンジ「ン?ああ、アスカの髪って柔らかくて触ってて気持ちいいから。イヤ?」
アスカ「うううん。違うの。それされると、フヮヮヮ~ってなるの」
シンジ「なに、それ?これだよね」スゥーサワサワァ
アスカ「そ、それ。フヮヮヮ~ってカラダからチカラが抜けていくような感じがして、それからとっても幸せな気持ちになるの。。。。」
シンジ「そっかぁ。イヤじゃないんだね、ならよかった。ボクも、こうやるの好きだから。アスカァ」スゥーーナデナデサワサワァ
アスカ「ワァーン」
シンジ「あ、ゴメン。イヤだった?どうしたの?泣かないで、アスカ」
アスカ「ち、違うの。。。嬉しくって、気持ちよくって。。。。ワァーン、シンジぃぃ。どこにも行かないで!アタシを一人にしないで!」ギュッ

561: 16 2017/12/24(日) 15:33:44.61 ID:???
シンジ「ア、アスカを置いて、ボクがどこかに行くわけないじゃないか。バカだなぁ」ギュッ
アスカ「バカじゃなぃぃぃ。ワァーン。シンジぃ。バカシンジぃぃぃ」
シンジ「あ、ゴメン。ずっとアスカの側にいるから。。。」スゥーーナデナデサワサワァ
アスカ「ホ、ホントだよ!絶対だよ!」ギュッ
シンジ「うん。絶対に!約束する。だから安心して」スゥーーナデナデサワサワァ
アスカ「ううううっ。嬉しいぃぃぃ。気持ちいいぃぃぃよぉぉぉ。。。。大好きっ!シンジ」フヮヮヮ~
シンジ「じゃ、もう寝よう。タップリ寝て、体力回復させて、いつもの元気なアスカに戻って」
アスカ「うん。分かった。寝る。シンジ、キスしてぇぇ」
シンジ「ダメだよ。キスは、体力が回復してから」
アスカ「ええええっ!」
シンジ「ゴネても、ダメ。ほら」スゥーーナデナデサワサワァ
アスカ「あぁぁ~ん」
シンジ「寝なさい!」
アスカ「ケチ!」
シンジ「ケチで結構」ナデナデ
アスカ「じゃ、寝付くまで手繋いでて」
シンジ「うん。いいよ。おやすみ」
アスカ「おやすみ、シンジ」

zzzzzz

シンジ「フゥー。やっと寝付いた。アスカって手間かかるなぁ。でもカワイイお嫁さんかぁ。。。ボクも寝よっと」

zzzzzz

562: 16 2017/12/24(日) 15:35:30.27 ID:???
そして深夜

カッチャ、ギィィ
ソーッと。。。。
ミサト「やっぱりね。。。1年の女子が碇先輩がどうたら、こうたら言ってたから、多分、こんなことだと思ったわ。まぁ、器用に手をつないで寝てる。しっかし、ふたりとも幸せそうな顔しちゃって。ワタシと加持も、こんな時あったっけ?
それにしても、これじゃシンジくん、風邪引いちゃうわね。しょうがない、コレを掛けてあげるわよ。今回だけのサービス、サービスよ」バサッ

パタン
ミサト「コート、脱ぐとさすがに寒いわね。。。。加持のとこでも行ってみようかしら、起きてるかな、アイツ。おおお、寒ぅ~い。はよ行こ」


後編へ続く。。。
(今晩ぐらいには。w)

565: 16 2017/12/25(月) 03:56:04.97 ID:???
翌朝
シンジ「・・・・う~ん。朝かぁ。。。ムリな姿勢で寝たから、カラダ痛い。。。ん?あれ?このコート、どこかで見たような。。。アッ!ミサト先生のだ。ああぁ、バレちゃった」
アスカ「・・・う~ん。シンジぃぃ。。」
シンジ「あ、起きた?アスカは、まだ寝てていいよ。コーヒーでも淹れよっかな」
アスカ「アタシ、ミルクティーがいい。。。」
シンジ「はいはい」
アスカ「シンジぃぃ、お腹空いた。ケホッ」
シンジ「はいはい。あれっ。卵、昨日全部使っちゃたんだ。。。忘れてた。えーっと。あるものでつくるしかないかぁ。。。」
アスカ「昨日、みんなで食べたから、何にも残っていないんじゃない?」
シンジ「うん。そうみたい。。。あるのは、食パンにバターとハチミツぐらいだね」
アスカ「それでいいじゃない」
シンジ「うん。じゃ、朝食は、トーストで。お昼は買って来るか、ボクの部屋に取りに行くか。。。」
アスカ「そうね、アタシの部屋じゃ、何もないし、それにシンジも着替えなきゃなんないよね。そうだ、シンジの部屋にアタシ行く!」
シンジ「マズイよ。ほら、コレ」
アスカ「あ、何、その女物のコート。アタシのじゃない。シンジどうしたのよ!」
シンジ「よく見てよ。朝から、アスカの思ってるようなことできないよ。見覚えあるでしょ、このコート。ミサト先生のだよ」
アスカ「ええっ、何であるのよ、この部屋に?」
シンジ「朝起きたら、ボクの肩に掛けられてたんだ。。。多分、夜中にミサト先生が様子を見に来たんじゃないかな。バレちゃってるよ」
アスカ「ミサトって、妙に勘が鋭いからねぇ。でも大丈夫よ。コートをシンジに掛けて行ったってことは、寒い寒いっていいながら、きっと加持さんのところにしけ込んで飲み潰れて、今ごろ、ふたりとも風邪引いて唸ってるわよ」
シンジ「あ、それ、ありえるね」

566: 16 2017/12/25(月) 03:56:22.55 ID:???
その頃。。。
ミサト「・・・・クション、チクショー」
加持「お前なぁ。。。何なんだよ。昔っからそのチクショーってのは」
ミサト「癖みたいなモンよ。それより寒い!風邪引いたかも。ちょっとぉ、温かくしてよ」ブルブル
加持「なんだよ、人の寝込み襲って飲んだくれて。。。朝っぱらから愚痴かぁ。温かくしてやるから、こっち来い」
ミサト「・・・ンッ!」

567: 16 2017/12/25(月) 03:56:53.96 ID:???
シンジ「ほい。はちみつトースト」
アスカ「ありがとっ。コレ食べたらシンジの部屋に移動ね」
シンジ「1階に寮監さん、いるよね。どうする?」
アスカ「そうねぇ。。。ヒカリに頼んで寮監さんを引きつけてもらうとか」
シンジ「それしかないかぁ。でも、アスカ。ボクの部屋でいいの?」
アスカ「大丈夫よ。アタシが持ってく荷物はこのバッグ1つだけだし、あとはシンジの部屋にアタシの着替えとか下着とかパジャマも、もう置いてあるし」
シンジ「えっ、いつの間に。。。それで、その見かけないバッグは?」
アスカ「いいの。気にしない!シンジの部屋の方がアタシを看病しやすいでしょ、ゴホッゴホッ」
シンジ「そりゃ、そうだけど。。。」

アスカ「あ、ヒカリ。ちょっとお願いがあるんだけど。。。」
・・・・・・・・・・・
ヒカリ「うん。分かったわ。じゃ、これから寮監さん、誘い出すから」
アスカ「よろしくね」

568: 16 2017/12/25(月) 03:57:13.80 ID:???
アスカ「さてと、あとは、念のためにシンジ、女装して」
シンジ「何なんだよ。女装って」
アスカ「念のためよ。ズボン脱いで、ミサトのコートきて、この毛糸の帽子を深めに被って、仕上げにピンクのリップを塗って出来上がりっと。あっ、シンジ、少しヒゲ生えてる?」
シンジ「しょうがないだろ。そう言う年頃なんだから。。。」
アスカ「何で、ヒゲなんか生えるのよ。ちょっと待って。コレで剃りなさい」
シンジ「あれ?何でアスカ、ヒゲ剃り持ってんの?ひょっとして。。。」
アスカ「バカ!ヒゲなんか生える訳ないでしょ。そもそも聞くな、乙女にそんなこと!」ペシッ
シンジ「イテッ。何なんだよ。分からないから聞いただけなのに。。。それにしても、足がスースーするんだけど」
アスカ「少しの辛抱よ。行くわよ」

569: 16 2017/12/25(月) 03:58:27.69 ID:???
アスカ「あ、ヒカリが寮監さんと話してる。そろそろGOね」
シンジ「ボクがダッシュでロビー駆け抜けるから、アスカは、後からゆっくりね。まだ走っちゃダメだよ。いいね」
アスカ「うん。分かった。じゃ、シンジ。見つからないようにね」
シンジ「うん。じゃ」ダッー

女生徒「あれ?今の、碇く・・・・ん?」
女生徒「・・・・エッ、あのコート着てたの、ひょっとして碇せんぱぁ~い?」

アスカ「じゃ、アタシも。やっぱりまだ熱があるのかな、カラダ、ダルくて走れないや。。。あ、寮監さんが、こっち見た。ヤバイ」
寮監「あ、惣流、大丈夫かぁ。まだ寝てなきゃダメだろ」
アスカ「もう、だいぶ良くなりましたぁ~。外の空気吸いたくて。。。」
寮監「まだ寒いから、早く部屋に戻れよ」
アスカ「は~い。ありがとうございま~す」ホッ
寮監「ああ。ところで洞木、どの電気だ?切れてるのって。。。」
ヒカリ「えっと、多分コレだったかなぁ、夕べ、チカチカしてたんで。。。」
アスカ(ヒカリ。感謝!)

570: 16 2017/12/25(月) 03:58:54.88 ID:???
アスカ「よし、誰も見てないよね。この茂みの通路を通ってっと」ガサガサガサ
シンジ「アスカ、大丈夫だった?ツラくない?」
アスカ「うん。大丈夫だけど、ちょっとキツイかも。。。」
シンジ「じゃ、ボクに掴まって。早く部屋に入ろ」
アスカ「ん!抱っこ」
シンジ「はいはい」
アスカ「あぁ~シンジの部屋だと落ち着くわ」
シンジ「あ、カーテン、開けちゃダメ」
アスカ「あ、そうよね。いつもの癖で。。。」
シンジ「もう。。。まだ暖房入れたばかりだから、暖かくないけど大丈夫?」
アスカ「うん。シンジが暖かいから」
シンジ「・・・あ、ありがとう。アスカ、まだ具合悪いんだからロフトで寝てな。ボクは、額に張るヤツだとか、いろいろ買ってくるから」
アスカ「ねぇ、ちょっとだけギュッとナデナデして。そうしたら、おとなしく寝てるから」
シンジ「分かったよ」ギュッ。ナデナデ。
アスカ「んんんっん。落ち着いた。ずっとこうしていたいな」
シンジ「だったら、早く治さないとね。それにもうすぐ冬休みだし、ママさんところに帰ったら、ねっ」
アスカ「うん。もう大丈夫。アタシ、安静にして待ってる。早く帰ってきてね」
シンジ「じゃ、行ってきま~す」

571: 16 2017/12/25(月) 03:59:52.14 ID:???
アスカ「じゃ、ロフトで休んでよっと。やっぱりいざという時にはシンジは頼りになるし、シンジのために元気にならなきゃ。。。
あぁ、アタシ、シンジと出会うために生まれてきたんだって実感するなぁ。もう二度とあの夢のようなことになんか。。。」ウトウト

シンジ(ここのスーパーで買っておくのは、こんなモンかな。あとは、薬局で冷えピタと、経口補水液だね。。。あれ!薬局にケンスケとトウジがいる)

シンジ「おーい!ケンスケ、トウジ!」
ケンスケ「あ、薄情者!ゴホッ」
トウジ「ホンマや。なんで、ここにおんねん?ゲホッ」
シンジ「アスカの熱が、まだ下がらないから冷えピタとドリンク買いに来たんだ。そっちは、安静にしてなくて大丈夫なのか?」
トウジ「大丈夫な訳ないやろ!ゴホンッ」
ケンスケ「お前の時と違って、誰も看病してくれないからな、オレたちは」
トウジ「シンジは、惣流の看病か」
シンジ「そうだよ」
ケンスケ「相変わらず、仲の良いことで。。。ケホッ」
トウジ「ホンマ、呆れるわ。お前ら、婚約したとかぬかしとったけど、どないするつもりや?」
シンジ「そりゃ、結婚するよ。そのために婚約したんだから」
ケンスケ「大学も、就職も決まってないのにか?」

572: 16 2017/12/25(月) 04:00:13.26 ID:???
シンジ「・・・アスカと付き合いはじめて、いろいろ変わったというか、自分が分かったというか。。。ボクは、アスカと出会うために生まれてきたんじゃないかと思ってるんだ。多分、アスカも同じ気持ちでいると思う。
だから、ボクの目的は、アスカと幸せになることが目的で、大学とか就職は、その手段さ。もちろん、仕事が面白くなって熱中するかも知れないけど、そんな時でもアスカは、ボクに付いてきてくれるって言ってくれたんだ」
ケンスケ「・・・・・マジかぁ。あの惣流が、そんなこと言ったんだ」
シンジ「そんなに驚かなくても。。。アスカって、そういう女の子だよ」
トウジ「さよかぁ~。単純で短気なベッピンさんちゅう訳やないんやな。そりゃ見直さなあかんなぁ。ゴホゴホッ」
シンジ「そうだよ、トウジ。ボクは、いつだって、合意の上。誰かさんみたいに、いきなり迫ったりしないから」
トウジ「アッ、ケンスケ、しゃべりよったな!」
シンジ「イインチョからきいたんだよ」
ケンスケ「碇も惣流も、イチャついてばかりだと思ってたけどホンキなんだなぁ」
シンジ「うん。まぁね」
ケンスケ「今思うと、あの受験の日、碇と惣流が手をつないで満員の電車から降りてきたんだよな。。。オレの目の前に」
シンジ「よく覚えてるなぁ、ケンスケ。ま、あの日から、また歯車が動き出したんだよね。。。」
トウジ「・・・ん?またってなんや」
シンジ「あ、いや、それは、まぁ。。。それより夕食食べに来なよ。熱々のうどん作ってあげるから。アスカも食べたいって言ってたから」
ケンスケ「エッ、まさか惣流いるのか?お前の部屋に」
シンジ「うん。だって看病しなきゃなんないし」
トウジ「なんか、余計に熱でそうやな。。。」
ケンスケ「大丈夫か、先生たちにバレたら、厄介だぞ」
シンジ「もう、多分、バレてる。ミサト先生に。あっ、もうお昼過ぎてる、早く帰んないとアスカが心配するかも。。。じゃ、後で。すいませ~ん、この冷えピタと経口補水液ください」

573: 16 2017/12/25(月) 04:00:46.80 ID:???
シンジ「ただいま。。。あれ、アスカァ?」
zzzzzzzz zzzzzzzzz
シンジ「あ、おとなしく寝てる。。。じゃ、ちょっと遅くなったけどお昼をつくりますか。アスカ、ランチはグラタンだよぉ~」ナデナデ、chu

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

574: 16 2017/12/25(月) 04:01:13.10 ID:???
シンジ「アスカ、アスカ。起きて。ランチだよ」
アスカ「・・・・う~ん。あれ?ここ。。。シンジの部屋?コホッコホッ」
シンジ「アスカ、この蒸しタオルで顔、拭きな。気持ちいいから」
アスカ「あ、シンジ。ありがとっ。う~ん、気持ちいい」
シンジ「よく寝てたね。熱、測ろうか。。。。37.6度かぁ。まだまだ安静だね」
アスカ「シンジぃぃ。ギュッしてぇ」
シンジ「うん。こう?インフルエンザにかかって甘えてくるなぁ。。。グラタンできたから食べよ」
アスカ「うわぁ~!ちょうど食べたかったのよ、グラタン。以心伝心ね」
シンジ「じゃ、下に降りよっか」
シンジ・アスカ「「いっただきま~す」」
アスカ「・・・お、美味しいぃぃ!シンジ、料理の腕、どんどん上がってる」
シンジ「そう。だったらイイな。ちょっと味が濃くなったかなって思ったけど、大丈夫?」
アスカ「ちょうどいいわよ。とってもクリーミィで美味しいわ」
シンジ「よかった。じゃ食べ終わったらクスリをこのドリンク飲んで。水分補給ね。それからコレっ」額にピタッ
アスカ「ヒヤッとする。。。ありがとっ。熱が引いてく感じがするわ」
シンジ「さっき、コレ買うのに薬局行ったらケンスケとトウジがいてさ。誰も看病してくれないって愚痴ってたから、それで、夕食に誘ったんだけど、いいよね?」

575: 16 2017/12/25(月) 04:01:59.06 ID:???
アスカ「仕方ないわね。だったらヒカリも呼んじゃおうか」
シンジ「大丈夫かな。。。」
アスカ「時間を置けば置くほど気まずくなるんじゃない?だったら早い内に合わせた方がいいかもよ」
シンジ「そうだね。本人たち次第だけど」
アスカ「アタシたちだって、いろいろあったんだから。。。コホッコホッ。で、夕食は、何つくるの?」
シンジ「熱々のうどんにするつもり。みんな病気だから、食欲盛り盛りって訳でもないだろうし、お好みでカレーうどんにしたり、きつねうどんにしたり。いろいろできるから」
アスカ「いいわね、アタシも手伝うから」
シンジ「ダメだよ。アスカはよこになってな」
アスカ「過保護に育てると、あとあと大変だぞシンジくん」
シンジ「それだけ自覚があれば、信頼してるよ。それより早く良くなって欲しいんだ」
アスカ「そっかぁ。じゃ、シンジの膝枕で一休み」
シンジ「はい。どうぞ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

576: 16 2017/12/25(月) 04:02:26.15 ID:???
夕食
トウジ「シンジ、ジャマするでぇ~。ウワァ!な、なんでイインチョがおるねん?!シ、シンジ。お前、謀ったなぁ!」
シンジ「ん?なんのことだよ。人聞きの悪い。。。仲良く話してなよ。ボクは夕食つくるので忙しいんだから」
トウジ「・・・・・・・・・・・」
ケンスケ「トウジ、ここは、観念した方がいいぜ」
アスカ「鈴原ぁ、アンタねぇ。いくら親しくしてたって、いきなり無言で迫ったりするのは、変態よ!」
トウジ「・・・惣流には関係ない!それにお前だって、シンジにいきなり抱きついたんだろ。ケンスケから聞いたで」
アスカ「アラ、そんなこと言うの?面白いじゃない。アタシたちは、いきなりに見えるかも知れないけど、それは見当違いよ!相田も見たまんまで判断しないでよね!ねぇ、シンジ。
アタシは、シンジと出会うために生まれてきたような女よ!それだけ深~い愛があるの。アンタと一緒にしないで」
シンジ「ア、アスカ。。。ボクたちのことはいいから」
ヒカリ「・・・・あの~。いいかな。アスカと碇くんの関係を見てるといいなぁって思うけど、すぐには多分、そこまでは、なれないと思う。だって、ココロで思っていることがそのまま伝わればいいけど、
ワタシたちってエスパーじゃないし、分かり合えるようになるための時間が必要だし、やっぱり最初は言葉って必要だと思うの」
トウジ「・・・そんなの男の。。。」

577: 16 2017/12/25(月) 04:03:05.72 ID:???
シンジ「お~い。トウジ、ちょっと力仕事、手伝って」
トウジ「ん?なんや」
シンジ「コレ何か分かる?」ニコッ
トウジ「摺り子木棒やないか」
シンジ「コレでこうする」ボコッ
トウジ「な、何するんや!痛いやないか」
シンジ「目を覚ませよ、トウジ。大切な子の前で男が、どおたら言ってる場合じゃないだろ。目が曇ってるよ。もう一回殴る?」
トウジ「よ、よせ、よしてくれ!暴力反対!なんちゅうか、どう言えばええんかわからんのや。。。」
シンジ「じゃ、一回だけ助ける。これっきりだよ、トウジ。イインチョの名前を呼んで、キミだけを見ていきたい。ヨロシクって言って頭を下げろ。以上!」
トウジ「ス、スマン。恩に着る!オオキニ!さすがや。。。」
シンジ「じゃ、健闘を祈る!」
トウジ「ヨッシャ!」

578: 16 2017/12/25(月) 04:03:26.07 ID:???
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アスカ「話は付いたの、そこの男子」
トウジ「・・・ああぁ。スマンが、惣流は、ちょっとシンジのところに行ってくれへんか。あ、ケンスケも」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

579: 16 2017/12/25(月) 04:03:54.71 ID:???
トウジ「・・・・ヒ、ヒカリさん」
ヒカリ「・・・ヒャ、ヒャイ」
トウジ「お前だけを見ていきたい。ヨロシク」ペコッ
ヒカリ「・・・・・・・」
トウジ「・・・・・ヨ、ヨロシク」
ヒカリ「・・・・う、うん。。。気持ちは分かった。。。けどワタシの気持ちの整理がまだだから、もう少しだけ待って」
トウジ「わ、分かった。せやな。焦ってもうてスマンかった。いつまでも待ってるから。。。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

580: 16 2017/12/25(月) 04:04:21.09 ID:???
アスカ「シンジ、鈴原に入れ知恵したんでしょ。なんって言ったの?」
シンジ「何にも言ってないよ。そこの漬物石を持ってもらっただけだよ。ま、ついでに目覚ましでこの摺り子木棒で、ボコッとね」
ケンスケ「しかし、碇はスゴくなったよなぁ。今日、薬局で会った時も、惣流と幸せになるのが目的で、大学や就職は目的だって言っちゃうんだもんな、オレとトウジに。こんな立派なセリフ、言えやしないぜ」
アスカ「キャッ、う、嬉しいぃぃ。やっぱりアタシのダンナ様だぁ」chu
シンジ「あ、こら。ダメだって、アスカ」
ケンスケ「ムッ・・・・・どこで差が付いたのかなぁ、碇と」
アスカ「・・・生まれた時からよ」ボソッ
ケンスケ「い、碇。この女、一回コ□シていいか。ゴホッ」
シンジ「あ、ケンスケ、ごめん。アスカも言うなよ。。。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

581: 16 2017/12/25(月) 04:04:52.13 ID:???
アスカ「おふたりさん、お話は、つきました?」
トウジ・ヒカリ「「う、うん」」
アスカ「じゃ、始めましょうか、うどんパーティ」
トウジ「よ~し。食うぞ!ワイはけつねうどん」
ケンスケ「オレは、味噌煮込みから行くかぁ」
ヒカリ「ワタシは、月見かな」
アスカ「シンジは?」
トウジ・ケンスケ・ヒカリ「「「・・・ええええっ!シンジは、だと。気遣いしてる」」」
アスカ「ぁによ。アタシだって気遣いぐらいするわよ。失礼ね」
ヒカリ「アスカ、人って成長するのねぇ」シミジミ
トウジ・ケンスケ「「ウンウン」」
シンジ「あ、ボクは、カレーから。。。アスカは?」
アスカ「アタシ、山かけ。。。」

ワイワイガヤガヤ
トウジ「あー食った。ご馳走さん」
ケンスケ「うどんもみんなで食うと美味いな。満腹だ」
ヒカリ「楽しかった。。。で、アスカは、泊まっていくの」
アスカ「うん。シンジと一緒にいる」
トウジ・ケンスケ・ヒカリ「「「そう、じゃ。おやすみぃ・・・・ん!コレっていいのか?普通になってない?」」」
アスカ「気にしない、気にしない」
シンジ「アハ・・・・看病だよ、看病」

582: 16 2017/12/25(月) 04:05:22.56 ID:???
そしてクリスマス・イブ
シンジ「アスカ、具合はどう?」
アスカ「うん。だいぶラクになったわ。でも、まだダルい。アレ、シンジ、授業は?」
シンジ「うん。それが教室に入ったら、半分ぐらいしか出席してなくて、他のクラスなんかも同じらしくて、ミサト先生もインフルエンザだって。それで、職員会議で学校閉鎖になったんだ。だから終業式もなくなって、このまま冬休みだって。
あ、ミサト先生は、アスカの読み通り、加持さんトコで寝込んでるらしいってリツコ先生が言ってた」
アスカ「やっぱりね。生徒に行動が読まれるようじゃ教師失格ね」
シンジ「アスカ、熱は。。。37度ちょうどかぁ。あと、ちょっとだね。それとも、少しムリしてママさんとこに帰る?」
アスカ「そっかぁ。学校閉鎖かぁ。今年のインフルエンザってスゴイね。シンジは、どうしたい?」
シンジ「イインチョたちは、実家に帰省するって言ってたから、寮に残ってるのって少ないかもね。どうしよかな。。。あっ、そうだ。アスカと食べようと思ってケーキ屋さんにクリスマスケーキ頼んだままだった」
アスカ「そ、そうだったら。ふたりっきりのクリスマスしよっ」
シンジ「うん。じゃ、ケーキ屋さんに行ってくるね」
アスカ「あ、アタシが持ってきたバッグ、どこに仕舞った?見当たらないの」
シンジ「あ、あれは、そこクローゼットの中にあるはずだけど。。。ない?」
アスカ「あ、あった。あった。コレがないとね」
シンジ「何がはいってんだよ?」
アスカ「いいからいいから、シンジはケーキを取りに行ってきて。アタシは部屋を片付けておくから」
シンジ「うん。じゃ、行ってくる。まだ完全に治ってないんだからムリするんじゃないよ」
アスカ「うん。大丈夫。楽しみにしてて」

583: 16 2017/12/25(月) 04:05:53.58 ID:???
シンジ「ごめんください。碇ですけど、頼んでいたケーキを」
ケーキ屋「ああ、いらっしゃい。はい碇くんから頼まれてたコレね。明城学院、インフルエンザで大変なんだって」
シンジ「ええ。もうクラスの半分ぐらいがインフルエンザにかかっちゃて、学校閉鎖になったんですよ、ボクも先週、かかって酷かったです。今は、アスカがかかってて」
ケーキ屋「ああ、それでかぁ。ケーキのキャンセルが多くて。あ、そうだ。ケーキ、もう一個持ってきな。このフルーツケーキは自信作だから、アスカちゃんにお見舞いだ」
シンジ「いや、いいですよ。そんな立派なケーキ。。。」
ケーキ屋「キャンセルで、もう処分するケーキだから。この店からクリスマスプレゼントだ」
シンジ「すいません。じゃ、いただきます。ありがとうございます」

584: 16 2017/12/25(月) 04:06:23.05 ID:???
シンジ「ただいまぁ~」
アスカ「おかえり~。ジャーン」
https://i.imgur.com/gVFAfHT.jpg
アスカ「どうよ。何とか言いなさいよ」
シンジ「カワイイ!」ダキッ
アスカ「もう、シンジったら。。。」
シンジ「惣流アスカの最後のクリスマスは、最高のクリスマスになったね」
アスカ「うん。今日はふたりっきりで楽しみましょ」
シンジ「そうだね。あ、コレがケーキなんだけど、ケーキ屋のオジサンがアスカにお見舞いにって、このケーキもくれたんだ」
アスカ「こんなに食べきれないよ。。。じゃ、明日、このケーキをママのおみやげにしよっか」
シンジ「そうだね。じゃ、ノンアルコールだけどシャンペンで、メリークリスマス!」
アスカ「メリークリスマス!」(来年は、碇アスカでクリスマス。。。ウフフフ)
シンジ「どうしたの?アスカ?」
アスカ「何でもない。。。ただちょっと嬉しい気分なの!」
シンジ「じゃ。こうしてやる」スゥーーナデナデサワサワァ
アスカ「ううううっ。フヮヮヮ~。あ~ん。シンジぃぃ。」


こうして惣流アスカ最後のクリスマスは、誰にもジャマされずに夜遅くまで続きましたとさ。

fin.

585: 16 2017/12/25(月) 04:07:56.75 ID:???
お粗末さまでした。

おまけです。(かなり適当に撮ったので、ツッコミ厳禁)
https://i.imgur.com/nNzkmpV.jpg

https://i.imgur.com/YuJJOsg.jpg

https://i.imgur.com/cTrr0Da.jpg

586: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017/12/25(月) 22:02:11.68 ID:???
サービス終了した某ゲームの絵を
式波さんだけど貼ってみる

https://cdn.img-conv.gamerch.com/img.gamerch.com/eva-battlemission/393765/20151122200404Uk8zt7oi.jpg






885: 16 2018/06/12(火) 23:41:38.05 ID:???
生意気になった。

話す声のトーンが少し低くなった。

呼んでもすぐに返事してこなくなった。

話しをしていても、一拍置くようになった。

ぼそっと話すようになった。

身長が1年で15cmも伸びた。

身長差が18cmになった。

上から目線で話すことが多くなった。

時々、オレと言うようになった。

たまぁ~に、まだ何回かしかないんだけど、お前って呼ぶようになった。

少し無口になった。

溜め息をつくことが多くなった。

成績が学年でTOP10に入るようになった。

886: 16 2018/06/12(火) 23:42:53.53 ID:???
朝起こしに行っても1回で起きなくなった。

あ~んしてくれなくなった。

洗濯物を一緒に洗おうとしたら嫌がるようになった。

怯えた子犬のような眼をしなくなった。

なんて言うか口をへの字にしてることが多くなった。

少し強情になった。

ゴメンと謝らなくなった。

オロオロしなくなった。

ニギニギしなくなった。

少しぶっきらぼうな話し方をするようになった。

時々遠くを見るような目つきをするようになった。

口のまわりと顎にヒゲが生えてきてチクチクするようになった。

最近、・・・・・・

887: 16 2018/06/12(火) 23:44:17.51 ID:???
・・・・・・・・・・・・・・

アスカ「・・・ねぇ、ヒカリ。ヒカリってば、聞いてる?」

ガクンガクンとアスカは、滅茶苦茶にヒカリの両肩を揺さぶってくる。

ヒカリ「・・・・・・・・・」

アスカ「ねぇねぇねぇ、ヒカリぃぃ」

ヒカリ「・・・・えっえぇ。き、聞いてるわよ。で、ワタシに聞かせたい事ってまだあるわけ?」

アスカ「うん。あのねあのね・・・」

ヒカリ「ちょっ、ちょっと落ち着いてよ、アスカ。そもそも碇くんのことで相談したいって・・・」

アスカ「そ、そうよ。だからぁ~」

ヒカリ「ちょっと待って。さっきから聞いてて思ったんだけど、どこが不満なの?」

アスカ「エッ!不満なんてないわよ。困った時は手を貸してくれるし、ツラい時は抱きしめてくれるし・・・
それにね、先日のシンジの誕生日の時もね、シンジに誕生日プレゼントを買ってあげるから何がいいって聞いたら
『ボクはアスカと一緒に入れたらそれでいいよ。それよりバイト代が入ったからアスカに何か買ってあげるよ』って言うのよ。
でねでね『そんなの悪いわよ、自分のモノは自分で買うの。だったらこの前買ったワンピースのサイズ直しが仕上がったから取りに行くのを付き合ってよ』って言って一緒に取りに行ったの。
それでね試着を済ませてレジに行ったら、ワンピースの入った包みと別にもう一つ包みをくれたんで、何かしらと思って包みを開けると淡いラベンダー色のカーディガンが入っていて店員さんが、
あちらの方からお代は頂いてますって・・・シンジったら頭をかきながら『アスカって冷え性だから・・・』なんて言うのよ・・・」

888: 16 2018/06/12(火) 23:46:53.13 ID:???
ヒカリ「・・・・・・あっ、そう。そうよね、これで不満なんて言ったら全国の女生徒を敵に回すわよ・・・」ピキピキ(こめかみに##マーク)

アスカ「も、もちろんよ。不満なんて無いわよ。だけどね、何かシンジっぽくないというか、高校生離れしてるというか・・・不満と言うよりは不安になるみたいな」

ヒカリ「それもそうね。確かに碇くんっぽくはないわね。純朴というか、そんなに気が利くタイプでもないよね」

アスカ「そ、それは少し言いすぎよ!なんたってシンジは、アタシに一途なんだから」

ヒカリ「・・・・・・・」

ミサト「・・・ン?何かその手口、知ってるわ、ワタシ」

アスカ・ヒカリ「「エッ、どう言うことっ!」」

ミサト「似た経験があるって事よ、ネッ。加持くん」

加持「はて?何のことだったかな」

ミサト「あら、身に覚えがないと・・・だったら思い出させてあ・げ・ま・しょ・う・か」

加持「いや、間に合ってるから。それに、もう時効だろ」

ミサト「ワタシの時は、スカートだったわよね」

加持「そ、そうだったかな・・・」

896: 16 2018/06/17(日) 18:13:35.14 ID:???
アスカ「・・・ねぇ、ヒカリ。ヒカリってば、聞いてる?」

ガクンガクンとアスカは、滅茶苦茶にヒカリの両肩を揺さぶってくる。

ヒカリ「・・・・・・・・・」

アスカ「ねぇねぇねぇ、ヒカリぃぃ」

ヒカリ「・・・・えっえぇ。き、聞いてるわよ。で、ワタシに聞かせたい事ってまだあるわけ?」

アスカ「うん。あのねあのね・・・」

ヒカリ「ちょっ、ちょっと落ち着いてよ、アスカ。そもそも碇くんのことで相談したいって・・・」

アスカ「そ、そうよ。だからぁ~」

ヒカリ「ちょっと待って。さっきから聞いてて思ったんだけど、どこが不満なの?」

アスカ「エッ!不満なんてないわよ。困った時は手を貸してくれるし、ツラい時は抱きしめてくれるし、あの日には優しくさすってくれるし・・・あっ、い、今のなしね。
それにね、先日のシンジの誕生日の時もね、シンジに誕生日プレゼントを買ってあげるから何がいいって聞いたら
『ボクはアスカと一緒にいれたらそれでいいよ。それよりバイト代が入ったからアスカに何か買ってあげるよ』って言うのよ。
でねでね『そんなの悪いわよ、自分のモノは自分で買うの。だったらこの前買ったワンピースのサイズ直しが仕上がったから取りに行くのを付き合ってよ』って言って一緒に取りに行ったの。
それでね試着を済ませてレジに行ったら、ワンピースの入った包みと別にもう一つ包みをくれたんで、何かしらと思って包みを開けると淡いラベンダー色のカーディガンが入っていて店員さんが、
あちらの方からお代は頂いてますって・・・シンジったら頭をかきながら『アスカって冷え性だから・・・』なんて言うのよ・・・」

897: 16 2018/06/17(日) 18:15:14.18 ID:???
ヒカリ「・・・・・・あっ、そう。そうよね、これで不満なんて言ったら全国の女生徒を敵に回すわよ・・・」(な、なによ。碇くんったら。そんなことするの!鈴原じゃゼ~ッタイありえないわよ。なんかムカつくわよね)ピキピキ(こめかみに##マーク)

アスカ「も、もちろんよ。不満なんて無いわよ。だけどね、何かシンジっぽくないというか、高校生離れしてるというか・・・不満と言うよりは不安になるみたいな・・・」

ヒカリ「それもそうよね。確かに碇くんっぽくはないわね。どちらかと言うと少し鈍感・・・あ、いや純朴と言うか、それにそんなに気が利くタイプでもないよね」

アスカ「ちょっとヒカリ。そ、それは少し言いすぎよ!確かに少しは気付いてよって時はあるけど」

ヒカリ「・・・・ゴメン」

898: 16 2018/06/17(日) 18:16:35.30 ID:???
ミサト「・・・ン?何かその手口、知ってるわ、ワタシ」

アスカ「エッ、どう言うことっ!てか、何でここにいるのよ」

ミサト「いや、通りがかったらアンタが洞木さんの肩を押さえて揺すっていたから、何かもめ事かと思って。一応、教師だし・・・」

アスカ「アタシがヒカリともめ事なんか起こすわけないでしょ!それより手口って何よ。なんかブッソウな事じゃないでしょうね」

ミサト「勘違いしないで。似た経験があるって事よ、ネッ。加持くん」

加持「はて?何のことだったかな」

ミサト「あら、身に覚えがないと・・・だったら思い出させてあ・げ・ま・しょ・う・か」

加持「いや、間に合ってるから。それに、もう時効だろ」

ミサト「ワタシの時は、スカートだったわよね」

加持「そ、そうだったかな・・・」

899: 16 2018/06/17(日) 18:17:56.43 ID:???
ミサト「アレはねぇ・・・ワタシが、シックな紺色のスカートとカジュアルなベージュのスカートと迷ってた時に、コイツが『これから人と会う機会も多くなるんだから紺色のスカートがいいんじゃないか』て言うから
それを試着した後にレジに持って行ったら、もう一つの包みを渡されて、開けたらベージュのスカートが入っていて『オレと会う時は、こっちな』なんて言うのよ」

加持「ま、男としての心配りみたいなモンさ」

ミサト「そうよね、ウラさえなければね。コイツ、ワタシにこれで恩を売って安心させておいて他の女に手を出していたのよ」

加持「ちょっと待てよ。生徒の前で、なんてことを・・・ウソだから。ネッ」

アスカ「ヒドい!サイッテー!」

ヒカリ「どうして見破ったんですか」

ミサト「急に気が利くというか態度が変だったのよ。ワタシの場合CQCの心得があるからそれで絞めたの。そうしたら簡単にゲロしてね。その時、なんて言ったと思う、コイツ。
『女の子ってサプライズプレゼンなんか貰うと嬉しくなってココロにスキが生まれるだろ。そうするとオレへの監視も甘くなる』なんて言うから頭にきてもう一回絞めたらポッキリと」

900: 16 2018/06/17(日) 18:19:36.92 ID:???
加持「ああ、2ヶ所もな」

ミサト「1ヶ所だけでしょ。なに盛ってるのよ」

加持「盛ってなんかないさ!全治3ヶ月だぜ。ヒドいと思わないかい」

ミサト「自業自得よ。それにくっついたんだからいいでしょ、細かい男ね。で、いつシンジくんに入れ知恵したのよ」

加持「入れ知恵なんて、言いがかりも甚だしい。ついこの前にシンジくんに会った時、アスカくんを喜ばせたいからって相談されたんだ。それでな。他意は無いさ」

ミサト「本当なんでしょうね。事と次第に寄っちゃ、また・・・」

加持「ホントだよ。オレにとっちゃシンジくんは弟みたいでカワイイしな」

ミサト「それでアンタに似たら不幸の始まりみたいなモンよ。あんまりウチの生徒に関わらないで」

加持「そんなつれないこと言うなよ・・・あ、そうだ。こんなところで油を売ってる場合じゃない。冬月先生とこに行かなきゃ。あ、それにしてもアスカくんはシンジくんに好かれていると言うか愛されてるよねぇ。彼と会った時にはキミの話ばかりだよ」

アスカ「あ、ありがとうございます」

ミサト「余計なこと言ってないで、早く冬月校長のところへ行きなさい」

加持「へいへい。それじゃな。後でまた連絡するから」

901: 16 2018/06/17(日) 18:21:05.42 ID:???
ミサト「フゥ~。アスカ、ああ言ういい加減な男もいるんだから気を付けなさい。まぁシンジくんは大丈夫そうだけど、加持とよく会ってるみたいだから」

ヒカリ「でも、加持さんって、ステキですよね」

ミサト「コラッ。何聞いてたのよ。あんなのがいいと思ったらダメよ。男を見る目を養いなさい。じゃないと将来男で苦労するわよ」

ヒカリ「そうなんですか・・・でも、先生は、加持さんとお付き合いされているんでしょ?」

ミサト「し、知らないわよ、あんなヤツ。あ、ところでシンジくんは?」

アスカ「シンジたちは、体育館の掃除にかり出されたみたい」

ミサト「ああ、そうだったわね。それにしてもシンジくん、近頃、大人っぽくなったわね。どうなの、アスカ」

アスカ「どうと言われても、と言うかそれでヒカリにちょっと相談してたの」

ミサト「あぁ、それで、あの話しかぁ。男の子はね、17歳ぐらいから精神的にも肉体的にも日に日に成長して雰囲気がガラッと変わっちゃうのよねぇ~。ワタシが見る限りシンジくんってイイ感じに成長してるように思うけど」

ヒカリ「アスカは、碇くんの男らしい成長っぷりに、少し不安になってるのよねぇ~。惚気ながらだけど」

アスカ「そそ、そんなんじゃないわよ。ただ近頃のシンジが・・・・」

902: 16 2018/06/17(日) 18:24:00.60 ID:???
一方その頃、体育館では・・・

トウジ「しんどいなぁ、もうやってられへん。おーい、ケンスケ、そっちはどないや」

ケンスケ「ワックス掛けもほとんど終わったし、あと少しだ。それにしても広いよな。碇の方は、どうだ。ちょっと休憩しよーぜ」

シンジ「ああ、倉庫の方も大体整理できたよ。一服しようか」

トウジ「それにしても、この広い体育館を10人程度で掃除せいとは、なに考えとんねん、先生方は」

ケンスケ「でもグラウンド整備に当たった連中に比べればラッキーさ。そう言えば、碇、お前、今日も惣流と学食でメシ食ってたな」

トウジ「そうそう。仲良く唐揚げを食っとったなぁ」

シンジ「あ、うん。なんだトウジたちも唐揚げ食べたかったのか?学食の唐揚げは美味しいから、早く行かないとすぐに売り切れになっちゃうからね」

ケンスケ「そこじゃねぇーよ!オレたちとじゃなくて、ほとんど毎日、惣流と食ってるって事がだなぁ・・・」

シンジ「何か問題か?」

トウジ「お前、気付いてへんのか。四方八方からお前と惣流に向けられた殺意に満ちた視線を」

シンジ「あっ。そう言えば・・・給仕のおばさんが、『仕入れの手違いで鶏肉があまり入ってこなかったんで、今日は唐揚げを多く作れなかったのよ、これでラストよ』って言ってたから、
アスカに、あの殺気立った視線は、唐揚げを買いそびれた連中がきっとボクらの唐揚げを狙っているんだ。早く食べて教室へ戻ろうって話してたんだ」

トウジ「アホか。オドレらは!」

ケンスケ「お前が惣流とアーンとか言いながらイチャイチャして食ってるのが気にくわなくって殺気立ったんだよ!」

シンジ「・・・そ、そうなんだ。でも、アーンなんてしてないよ。と言うかアスカに恥ずかしいから学食じゃ止めよって、だから近頃はしてないんだ。アスカは怒ってるけど」

903: 16 2018/06/17(日) 18:26:44.63 ID:???
トウジ「なに、しらばくれとんのや!ワシら、目撃しとるや」

ケンスケ「ま、二人は付き合ってるんだから、何しようととやかく言うつもりはないけど、ああ毎日見せつけられると流石にね」

シンジ「そんなこと言われても、イチャついてないし、アーンなんてしてないし・・・」

トウジ・ケンスケ「「いいや。し・て・た!」

シンジ「してない!・・・・ン?待てよ。ご飯食べてたら加持さんからメールが来てスマホを覗いてたらアスカが『食事中はスマホをいじらない!』って怒ったんでゴメンって顔を上げたら、
ちょうど口元の食べやすい高さに唐揚げが差し出されていて、それをついいつもの癖でパクリと・・・
あっ、あれはアスカが唐揚げを箸で掴んだまま、ボクに注意したから、ああなったんで・・・偶然、そ、偶然そうなったんだよ。断じて意図してアーンなんてやってないから・・・」

トウジ・ケンスケ「「・・・唐揚げじゃなくて、お手上げだな、コイツらには」」┐(´д`)┌

シンジ「あ・は・は・は・・・でも信じてくれるよね、親友なんだし」

トウジ「んじゃ飲み物でも買いに行こか、シンジのオゴリで」

ケンスケ「ま、当然そうなるな」

シンジ「ヒドいよ、誤解なのに」


5: 16 2018/06/17(日) 21:35:23.89 ID:???
生意気になった。

話す声のトーンが少し低くなった。

呼んでもすぐに返事してこなくなった。

話しをしていても、一拍置くようになった。

ぼそっと話すようになった。

身長が1年で15cmも伸びた。

身長差が18cmになった。

上から目線で話すことが多くなった。

時々、オレと言うようになった。

たまぁ~に、まだ何回かしかないんだけど、お前って呼ぶようになった。

少し無口になった。

溜め息をつくことが多くなった。

成績が学年でTOP10に入るようになった。

朝起こしに行っても1回で起きなくなった。

6: 16 2018/06/17(日) 21:36:06.44 ID:???
あ~んしてくれなくなった。

洗濯物を一緒に洗おうとしたら嫌がるようになった。

怯えた子犬のような眼をしなくなった。

なんて言うか口をへの字にしてることが多くなった。

少し強情になった。

ゴメンと謝らなくなった。

オロオロしなくなった。

少しぶっきらぼうな話し方をするようになった。

時々遠くを見るような目つきをするようになった。

口のまわりと顎にヒゲが生えてきてチクチクするようになった。

最近、・・・・・・

7: 16 2018/06/17(日) 21:37:57.52 ID:???
アスカ「・・・ねぇ、ヒカリ。ヒカリってば、聞いてる?」

ガクンガクンとアスカは、滅茶苦茶にヒカリの両肩を揺さぶってくる。

ヒカリ「・・・・・・・・・」

アスカ「ねぇねぇねぇ、ヒカリぃぃ」

ヒカリ「・・・・えっえぇ。き、聞いてるわよ。で、ワタシに聞かせたい事ってまだあるわけ?」

アスカ「うん。あのねあのね・・・」

ヒカリ「ちょっ、ちょっと落ち着いてよ、アスカ。そもそも碇くんのことで相談したいって・・・」

アスカ「そ、そうよ。だからぁ~」

ヒカリ「ちょっと待って。さっきから聞いてて思ったんだけど、どこが不満なの?」

アスカ「エッ!不満なんてないわよ。困った時は手を貸してくれるし、ツラい時は抱きしめてくれるし、あの日には優しくさすってくれるし・・・あっ、い、今のなしね。
それにね、先日のシンジの誕生日の時もね、シンジに誕生日プレゼントを買ってあげるから何がいいって聞いたら
『ボクはアスカと一緒にいれたらそれでいいよ。それよりバイト代が入ったからアスカに何か買ってあげるよ』って言うのよ。
でねでね『そんなの悪いわよ、自分のモノは自分で買うの。だったらこの前買ったワンピースのサイズ直しが仕上がったから取りに行くのを付き合ってよ』って言って一緒に取りに行ったの。
それでね試着を済ませてレジに行ったら、ワンピースの入った包みと別にもう一つ包みをくれたんで、何かしらと思って包みを開けると淡いラベンダー色のカーディガンが入っていて店員さんが、
あちらの彼氏さんの方からお代は頂いてますって・・・シンジったら頭をかきながら『アスカって冷え性だから・・・』なんて言うのよ・・・」

8: 16 2018/06/17(日) 21:38:56.36 ID:???
ヒカリ「・・・・・・あっ、そう。そうよね、これで不満なんて言ったら全国の女生徒を敵に回すわよ・・・」
(な、なによ。碇くんったら。そんなことするの!鈴原じゃゼ~ッタイありえないわよ。なんかムカつくわよね)ピキピキ(こめかみに##マーク)

アスカ「も、もちろんよ。不満なんて無いわよ。だけどね、何かシンジっぽくないというか、高校生離れしてるというか・・・不満と言うよりは不安になるみたいな・・・」

ヒカリ「それもそうね。確かに碇くんっぽくはないわね。どちらかと言うと少し鈍感・・・あ、いや純朴と言うか、それにそんなに気が利くタイプでもないよね」

アスカ「ちょっとヒカリ。そ、それは少し言いすぎよ!確かに少しは気付いてよって時はあるけど」

ヒカリ「・・・・ゴメン」

9: 16 2018/06/17(日) 21:39:51.80 ID:???
ミサト「・・・ン?何かその手口、知ってるわ、ワタシ」

アスカ「エッ、どう言うことっ!てか、何でここにいるのよ」

ミサト「いや、通りがかったらアンタが洞木さんの肩を押さえて揺すっていたから、何かもめ事かと思って。一応、教師だし・・・」

アスカ「アタシがヒカリともめ事なんか起こすわけないでしょ!それより手口って何よ。なんかブッソウな事じゃないでしょうね」

ミサト「勘違いしないで。似た経験があるって事よ、ネッ。加持くん」

加持「はて?何のことだったかな」

ミサト「あら、身に覚えがないと・・・だったら思い出させてあ・げ・ま・しょ・う・か」

加持「いや、間に合ってるから。それに、もう時効だろ」

ミサト「ワタシの時は、スカートだったわよね」

加持「そ、そうだったかな・・・?」

10: 16 2018/06/17(日) 21:41:51.16 ID:???
ミサト「アレはねぇ・・・ワタシが、シックな紺色のスカートとカジュアルなベージュのスカートと迷ってた時に、コイツが『これから人と会う機会も多くなるんだから紺色のスカートがいいんじゃないか』て言うから
それを試着した後にレジに持って行ったら、もう一つの包みを渡されて、開けたらベージュのスカートが入っていて『オレと会う時は、こっちな』なんて言うのよ」

加持「ま、男としての心配りみたいなモンさ」

ミサト「そうよね、ウラさえなければね。コイツ、ワタシにこれで恩を売って安心させておいて他の女に手を出していたのよ」

加持「ちょっと待てよ。生徒の前で、なんてことを・・・ウソだから。ネッ」

アスカ「ヒドい!サイッテー!」

ヒカリ「どうして見破ったんですか」

ミサト「急に気が利くというか態度が変だったのよ。ワタシの場合CQCの心得があるからそれで絞めたの。そうしたら簡単にゲロしてね。その時、なんて言ったと思う、コイツ。
『女の子ってサプライズプレゼンなんか貰うと嬉しくなってココロにスキが生まれるだろ。そうするとオレへの監視も甘くなる』なんて言うから頭にきてもう一回絞めたらポッキリと」

加持「ああ、2ヶ所もな」

ミサト「1ヶ所だけでしょ。なに盛ってるのよ」

加持「盛ってなんかないさ!それで全治3ヶ月だぜ。ヒドいと思わないかい」

11: 16 2018/06/17(日) 21:43:20.79 ID:???
ミサト「自業自得よ。それにくっついたんだからいいでしょ、細かい男ね。で、いつシンジくんに入れ知恵したのよ」

加持「入れ知恵なんて、言いがかりも甚だしい。ついこの前にシンジくんに会った時、アスカくんを喜ばせたいからって相談されたんだ。それでな。他意は無いさ」

ミサト「本当なんでしょうね。事と次第に寄っちゃ、また・・・」

加持「ホントだよ。オレにとっちゃシンジくんは弟みたいでカワイイしな」

ミサト「それでアンタに似たら不幸の始まりみたいなモンよ。あんまりウチの生徒に関わらないで」

加持「そんなつれないこと言うなよ・・・あ、そうだ。こんなところで油を売ってる場合じゃない。冬月先生とこに行かなきゃ。あ、それにしてもアスカくんはシンジくんに好かれていると言うか愛されてるよねぇ。彼と会った時にはキミの話ばかりだよ」

アスカ「あ、ありがとうございます」

ミサト「余計なこと言ってないで、早く冬月校長のところへ行きなさい」

加持「へいへい。それじゃな。後でまた連絡するから」

ミサト「フゥ~。アスカ、ああ言ういい加減な男もいるんだから気を付けなさい。まぁシンジくんは大丈夫そうだけど、加持とよく会ってるみたいだから」

ヒカリ「でも、加持さんって、ステキですよね」

12: 16 2018/06/17(日) 21:44:07.16 ID:???
ミサト「コラッ。何聞いてたのよ。あんなのがいいと思ったらダメよ。男を見る目を養いなさい。じゃないと将来男で苦労するわよ」

ヒカリ「そうなんですか・・・でも、先生は、加持さんとお付き合いされているんでしょ?」

ミサト「し、知らないわよ、あんなヤツ。あ、ところでシンジくんは?」

アスカ「シンジたちは、体育館の掃除にかり出されたみたい」

ミサト「ああ、そうだったわね。それにしてもシンジくん、近頃、大人っぽくなったわね。どうなの、アスカ」

アスカ「どうと言われても、と言うかそれでヒカリにちょっと相談してたの」

ミサト「あぁ、それで、あの話しかぁ。男の子はね、17歳ぐらいから精神的にも肉体的にも日に日に成長して雰囲気がガラッと変わっちゃうのよねぇ~。ワタシが見る限りシンジくんってイイ感じに成長してるように思うけど」

ヒカリ「アスカは、碇くんの男らしい成長っぷりに、少し不安になってるのよねぇ~。惚気ながらだけど」

アスカ「そそ、そんなんじゃないわよ。ただ近頃のシンジが・・・・」

13: 16 2018/06/17(日) 21:45:38.70 ID:???
     ◇     ◇

一方その頃、体育館では・・・

トウジ「しんどいなぁ、もうやってられへん。おーい、ケンスケ、そっちはどないや」

ケンスケ「ワックス掛けもほとんど終わったし、あと少しだ。それにしても広いよな。碇の方は、どうだ。ちょっと休憩しよーぜ」

シンジ「ああ、倉庫の方も大体整理できたよ。一服しようか」

トウジ「それにしても、この広い体育館を10人程度で掃除せいとは、なに考えとんねん、先生方は」

ケンスケ「でもグラウンド整備に当たった連中に比べればラッキーさ。そう言えば、お前、今日も惣流と学食でメシ食ってたな」

トウジ「そうそう。仲良く唐揚げを食っとったなぁ」

シンジ「あ、うん。なんだトウジたちも唐揚げ食べたかったのか?学食の唐揚げは美味しいから、早く行かないとすぐに売り切れになっちゃうからね」

ケンスケ「そこじゃねぇーよ!オレたちとじゃなくて、ほとんど毎日、惣流と食ってるって事がだなぁ・・・」

シンジ「何か問題か?」

トウジ「お前、気付いてへんのか。四方八方からお前と惣流に向けられた殺意に満ちた視線を」

シンジ「あっ。そう言えば・・・給仕のおばさんが、『仕入れの手違いで鶏肉があまり入ってこなかったんで、今日は唐揚げを多く作れなかったのよ、これでラストよ』って言ってたから、
アスカに、この殺気立った視線は、唐揚げを買いそびれた連中がきっとボクらの唐揚げを狙っているんだ。早く食べて教室へ戻ろうって話してたんだ」

14: 16 2018/06/17(日) 21:47:37.06 ID:???
トウジ「アホか。オドレらは!」

ケンスケ「お前が惣流とアーンとか言いながらイチャイチャして食ってるのが気にくわなくって殺気立ったんだよ!」

シンジ「・・・そ、そうなんだ。でも、アーンなんてしてないよ。と言うかアスカに恥ずかしいから学食じゃ止めよって、だから近頃はしてないんだ。アスカは怒ってるけど」

トウジ「なに、しらばくれとんのや!ワシら、目撃しとるや」

ケンスケ「ま、二人は付き合ってるんだから、何しようととやかく言うつもりはないけど、ああ毎日見せつけられると流石にね」

シンジ「そんなこと言われても、イチャついてないし、アーンなんてしてないし・・・」

トウジ・ケンスケ「「いいや。し・て・い・た!」

シンジ「してない!・・・・ン?待てよ。ご飯食べてたら加持さんからメールが来てスマホを覗いてたらアスカが『食事中はスマホをいじらない!』って怒ったんでゴメンって顔を上げたら、
ちょうど口元の食べやすい高さに唐揚げが差し出されていて、それをついいつもの癖でパクリと・・・
あっ、あれはアスカが唐揚げを箸で掴んだまま、ボクに注意したから、ああなったんで・・・偶然、そ、偶然そうなったんだよ。断じて意図してアーンなんてやってないから・・・」

トウジ・ケンスケ「「・・・唐揚げじゃなくて、お手上げだな、コイツらには」」┐(´д`)┌

シンジ「あ・は・は・は・・・でも信じてくれるよね、親友なんだし」

トウジ「んじゃ飲み物でも買いに行こか、シンジのオゴリで」

ケンスケ「ま、当然そうなるな」

シンジ「ヒドいよ、誤解なのに」

15: 16 2018/06/17(日) 21:49:20.55 ID:???
ケンスケ「碇、イチャついたらダメだとは言ってない。だけど無自覚なのは罪作りだぜ。だから罰を受ける必要がある。その科料がスポーツドリンクだとしたら安いもんだと思わないか」

シンジ「無実なのに・・・慈悲の心ってモンがないのか、親友だろ」

ケンスケ「慈悲か・・・そう言えば、この前在庫一掃セールでオレの慈悲の心はすべて売り飛ばしたのだよ」

トウジ「おお、ケンスケ、奇遇やな。ワイも在庫なしなんや。それでは、シンジには、さらなる科料を科したろか」

シンジ「わ、分かったよ。で、どれがいいンだよ!飲み物」

トウジ「う~ん。シンジが、物わかりのエエ子で助かるわ」

ケンスケ「今日も、All serene ! だな」

シンジ「チエッ。なんなんだよ、もう。ボクは、ちっとも無事じゃないし・・・とっとと掃除、終わらせるよ」

トウジ・ケンスケ「「はいはい」」

16: 16 2018/06/17(日) 21:54:20.06 ID:???
     ◇     ◇

そんなシンジたちをよそに、アスカ・ミサト・ヒカリたちは、ガールズトークに夢中になっていた。


ミサト「いいこと。男ってヤツは、少しでも甘い顔を見せるとつけあがるんだから。でもねいつも締め付けていると、相手も考えてくる訳よ。そこで少しだけ飴を与えてやるのよ・・・」

ヒカリ「勉強になります。ところで加持さんには、どんな飴を?」

ミサト「加持の場合は、長い付き合いだからお互い手の内を知っているんで、そう簡単じゃないわよね」

ヒカリ「じゃ、どうするんですか」

ミサト「それはね、飴を与えるフリをして弱点を突くのよ。コレにはちょっとしたテクニックが必要で、それには先ず相手も癖を見つけること。コレが最も重要な事よ。それさえ見つけられれば、相手の言うことなんか、丸わかりよ。騙されることもないわ」

アスカ「その割には、随分ダラダラしてるわよね。もう10年以上だって冬月校長が言ってたわ」

ミサト「そ、それは・・・。アイツの場合、あれでいて結構な策士だからね。一筋縄じゃいかないというか。そう言えばシンジくんのこと、弟みたいに思ってるみたいだから気を付けなさい。どんな罠、じゃない、悪知恵をシンジくんに教えてるかも知れないわ」

17: 16 2018/06/17(日) 21:56:26.45 ID:???
アスカ「・・・う~ん。そう言えば・・・。てか、そんな危険なんだったら、シッカリ捕まえときなさいよ、飼い主なんだから」

ミサト「アンタも、キツいこと言うようになったわね。ちゃんと鈴は、付けてるわよ」

アスカ「鳴らない鈴じゃ意味ないわよ。シンジが、もし加持さんみたいになったら、どうしてくれるのよ」

ミサト「そこは自己責任でしょ。いくらワタシが教師だからって、そんなことまでは知らないわよ。それに自分の持ち物にはちゃんと名前を書いておくようにって小学校で習わなかった?」

アスカ「ウッ!まぁ、シンジの場合は、アタシしか見てないから心配はないし、毎日ツバ付けてるし・・・」

ヒカリ「ちょっとアスカったら・・・ツバって何よ」

アスカ「ハッ!あっ、言葉のアヤよ。そんなことも分からないの、ヒカリったら」

ミサト「まぁ、いいわ。アンタの場合、尻に敷くタイプだから。でもね、油断したら、何するか分からないわよ、あのシンジくんでも。バックには、あの加持が付いてるんだから・・・」

アスカ「こ、恐いこと言わないでよ。シ、シンジは、大丈夫よ。アタシの言うことしか聞かないんだから・・・」

18: 16 2018/06/17(日) 21:58:12.67 ID:???
     ◇     ◇

そんなガールズトークで、盛り上がっているところに、掃除を終えたシンジたちが戻ってきた。


シンジ(あっ、アスカだ。ミサト先生たちと、何か盛り上がってるなぁ。何話してるんだろ?そっと近づいておどしてやれ)
シンジは、アスカたちに見つからないように腰をかがめて近づき、そして・・・

シンジ「アスカっ!」

アスカ「ヒャ・ヒャイ!」

ミサト・ヒカリ「「プッ!」」

ヒカリ(な、何よ。ヒャイ!だって・・・アスカ、カワイイ)www

ミサト(ヒャイ!って・・・何がシンジは大丈夫よ。まるっきり首根っこ捕まれてるみたいじゃない。尻に敷くタイプと思ってたけど、ここまでデレるとはねぇ~)www

アスカ「な、何よ!急に。なんか用でもあるの」

シンジ「掃除終わったら、すぐに来てって言ったのはアスカだろ。帰るよ、アスカ。夕飯の買い物行くから、付いてお出で」

アスカ「わ、分かってるわよ。行けばいいんでしょ、行けば」

シンジ「じゃ、行くよ。早く支度して」スタスタスタ・・・

アスカ「あ~ん。待ってよ、シンジったら・・・・あ、し、し、し、しょうが無いわねシンジったらアタシが付いてないと、何にもできないんだから・・・じゃね、アタシ行くから。シンジ、待ちなさい!ねぇ、待ってよぉぉぉ~」

19: 16 2018/06/17(日) 21:59:44.25 ID:???
ミサト「アスカ、終わったわね・・・」(-人-)ナムー

ヒカリ「アスカ、変わっちゃいましたね」

ミサト「まぁ、それでもこれから二転三転あるとは思うけど、今は、これで良いのかもね」

ヒカリ「そうですねぇ。うらやま・・・あ、先生、電話が鳴ってますよ」

ミサト「あっ、加持からだ。もしも~し。うん。話が付いた・・・うん。じゃ、後で」

ヒカリ「鈴が鳴りましたか?」

ミサト「ま、そんなとこかな。これから冬月校長と3人で食事よ、ウフッ♪。じゃ~ねぇ。アンタも上手くやんなさいね」

20: 16 2018/06/17(日) 22:03:37.12 ID:???
ヒカリ「ハァ~。ミサト先生まで。それにしても・・・」

ヒカリ(こっちは、♪マーク出せるほどハッピーじゃないわよ)ジッーとトウジとケンスケを見つめる

ヒカリ(ああ~あ。高校生にもなってホウキでチャンバラはじめちゃってるし・・・)ハァ~

トウジ・ケンスケ「「エイ!ヤッ!トゥ!」」

ケンスケ「あ、おい、イインチョが、溜め息付きながら、コッチ見てるぞ」

トウジ「ん!何かヤバそうやな。コッチを哀れんだ目で見とるがな」

ケンスケ「イヤ違うな。あれは、半分、愛想尽かした眼で、もう半分は憤怒の眼だ。チャンバラやってる場合じゃないな」

トウジ「仕方ないやろ。近くにホウキがあったし、男の条件反射みたいなモンや。それにシンジは、惣流見つけたら、一目散やし、アイツは犬か」

ケンスケ「そんな悠長なこと言ってる場合じゃなさそうだぞ。ここは、手遅れになる前に詫び入れた方が良さそうだ。トウジ、何とかしろよ」

トウジ「そんなん急に言われたかて・・・ケンスケ、何かアイディアないか?」

ケンスケ「・・・ウ~ン。そうだ。メシだ。メシに誘おう」

21: 16 2018/06/17(日) 22:07:45.02 ID:???
トウジ「メシかぁ~。そんなんでええんかぁ・・・あ、そうだ。なぁイインチョ、タコパせぇへんか?」

ヒカリ「な、何よ!タコパって」

トウジ「たこ焼きパーティーや。この前、オカンがたこ焼き用の小麦粉送ってきたんや。ウマいでぇ」

ケンスケ「ナイスだっ、トウジ。イインチョ、トウジのたこ焼きは美味いよ。絶品だ」

ヒカリ(・・・アスカもミサト先生も、ラブラブなのに、ワタシは、このどうしようもない連中とタコパかぁ・・・)

ヒカリ「し、仕方ないわね。付き合ってあげるわ。しかし高校生にもなって教室でチャンバラなんてしないでよ」

ケンスケ「ま、子供心を持った純粋さの表れみたいなモンさ」

ヒカリ「なに言ってるのよ。そんなんだから彼女もできないのよ。それに相田くん、また盗撮まがいなコトしたでしょ。通報があったんだから・・・」クドクド

トウジ「イインチョ、ほんの冗談やがな。ケンスケもホンキで言うとるわけやないし。ケンスケ、お前も火に油を注ぐようなことを・・・それよりホンマ美味いから、たこ焼き」

ヒカリ「うん。分かったわ。どこでやる。美味しくないと委員長権限で掃除の回数増やすから」

トウジ「ほう。だったら、美味しかったら掃除の回数がへるんやな。気合い入れて作ったるわ!」


ヒカリ(・・・そうね、これがワタシたち高校生の平均的な会話よね。アスカや碇くんたちが少し変わっているというか進んでるというか・・・まぁ、人それぞれって言うとこかしらね)

------すべて世は事もなし-------

こうして平和な明城学院ライフは続くのであった。

fin.

う~ん。だから言ったでしょ、あまりイイ終わりじゃないって。

22: 16 2018/06/17(日) 22:08:55.10 ID:???
オマケ

その頃、シンジとアスカは

シンジ「コラッ、アスカ。お菓子はカゴに入れないの。今日は買わないんだから」

アスカ「なによ。ケチっ!いいじゃない、少しぐらい。お勉強の合間に口寂しくなった時にいるの!」

シンジ「アスカが口寂しくなっても、ボクの口がその口を寂しくなんかさせないから」

アスカ「・・・・ウウッ。こんなところで何てこと言うのよ。大体どこでそんなの覚えてきたのよ!バカシンジ」

シンジ「そんなことより卵が特売なんだ。早く買わないとなくなっちゃう。アスカは、精肉売り場に行って合い挽き肉を買ってきて」

アスカ「分かったわよ。ほら、早く卵買ってきなさいよ。アタシここで待ってるから」

シンジ「何でだよ、アスカは肉を・・・」

アスカ「ダメ!一人じゃイヤ。一緒に行くの・・・」

シンジ「・・・・しょうがないな。じゃ、おとなしく待ってなよ。ハンバーグ作るのは手伝ってくれるよね」

アスカ「うん♪」♥



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